子供用自転車の人気おすすめランキング15選【人気のメーカーも紹介】

「子どもが大きくなってきて、三輪車じゃ小さくなってきたな」。そんなとき、子供用自転車のプレゼントを考える親御さんも多いのではないでしょうか。自転車に乗る子供を想像すると、その成長ぶりに嬉しくなりますよね。

しかし、ここで気になるのが子供用自転車をどれにするかという点です。さまざまなメーカーからいろいろな商品が発売されているので、どれを購入すれば良いのか迷ってしまいます。

そこで今回は子供用自転車の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。子供用自転車の練習方法も掲載しているので、最後までぜひご覧ください。

子供用自転車を選ぶときには、サイズ・安全性・機能・重量・色・デザイン・価格・メーカーなど8つのポイントがあります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

子供用自転車を安全に乗るためには、身長に合ったサイズであることが最重要です。サイズが慎重に会っていないと、転倒や事故のリスクが上がります。大切なお子様の安全のためにも、きちんと適したサイズを理解しておきましょう。

三輪車を卒業したばかりの3～4歳ごろのお子様には、16インチの子供用自転車がおすすめです。身長でいえば、98～119cmくらいのお子様に適しています。まずは、このサイズで足が届くかどうか確認してみましょう。

もしも16インチで大きすぎる場合は、14インチ（適正身長80～105cm）の子供用自転車も販売されています。こうしたサイズ確認は、店頭で実際に試してみるのがおすすめです。サイズだけは妥協できないため、面倒でもきちんと確認しましょう。

5歳から6歳くらいになると、身長が100cmを超えるお子様が増えてきます。103～125cmくらいになったら、18インチの子供用自転車に乗り換えましょう。このくらいの大きさになってくると、だんだん大人っぽい雰囲気になってきます。

こちらのサイズに乗り換えるときも、足がきちんと付いているかをチェックしてください。つま先立ちではなく、しっかり足底が地面についていることが大切です。まだ安定しない場合は、もう少し大きくなるまで待ちましょう。

18インチで足りなくなってきたら、次は20インチの子供用自転車に切り替える時期です。年齢でいえば7～10歳。だいたい、小学生の低学年から中学年くらいですね。身長でいうと、111～135cmくらいのお子様が該当します。

このくらいの大きさになると、自転車自体もだいぶ大きく感じるでしょう。そのぶん、地面との距離もできるので転倒したときの危険性が高くなっていきます。お子さまが大きくなったからと油断せず、サイズはきちんと確認してください。

子供用自転車に実際に乗せてみたとき、足の状態はどうなっているでしょうか？片足がかろうじてつま先立ちで着くくらいのサイズだと、お子様の身長に対して大きすぎるので、もう一段階小さいものを選ぶ必要があります。

一番ベストなのは、両足がきちんと地面につく状態です。「前のサイズだと小さすぎるけど、次のサイズだと両足がべったりはつかない」というときは、まずサドルの高さを調節して両足の指がきちんと地面につけばOKです。

安全に子供用自転車に乗せるためには、ブレーキがしっかり握れるかも確認しておきましょう。しっかり握れているかは、腕の伸び具合と手の大きさで確認します。ブレーキを握ったとき腕が伸び切っていたり、手を限界まで開いてブレーキを握る状態はアウト。

ぎりぎりの長さや大きさだと、いざというときにしっかりブレーキがかけられない可能性があるため、とても危険です。正しい長さと大きさは、ハンドルを持った状態で腕が軽く曲がっていて手の平を軽く開くだけでブレーキが収まる状態です。

子供用自転車を選ぶときにはサイズだけでなく、子供用自転車本体の安全性も確認しましょう。安全性の目安となるのが安全規格を満たしているかどうかです。 安全規格がクリアしているかどうかは、子供用自転車についているマークで確認できます。

マークの種類は「BAAマーク」「SG」「JIS」の3種類。この中でも特にチェックしたいのが、BAAマークです。これは一般社団法人自転車協会が90項目以上の安全基準をクリアしたことを証明するマーク。

つまり、このマークが付いていれば安全性が高い子供用自転車だと言えるのです。

子供用自転車の中には、様々な機能がついているものもあります。サイズや規格など安全性を確認した後は、こうした機能面もチェックしてみましょう。

三輪車から子供用自転車に乗り換えたばかりのお子様には、補助機能付きの製品がおすすめです。補助機能とは、後輪に取り付ける補助輪や、大人が握って操作できる補助ハンドル（アシストバー）などがあります。

どちらも、取り外しができるものを選ぶと、不要になった時に自転車を買い換える必要がないので便利です。

色々な所に遊びに行く子供達は、泥水など汚れた場所でもお構いなしに突っ込んで行きます。せっかく買ったばかりのお洋服も、泥だらけにして帰ってくるなんてことは日常茶飯時です。

そこでオススメしたいのが、泥除け機能付きの子供用自転車です。 泥除けが付いているかどうかで服や靴の汚れ具合も異なるので、活発なお子様の自転車にはつけておくと良いでしょう。

お友達と遊んだり、塾に行ったりしていると、意外と帰り道が暗くなってしまうこともあります。そんな時に役立つのが反射鏡です。車のライトなどを反射するので、暗い夜道を走っている時に事故に遭うリスクを軽減してくれます。

子供用自転車についているヘッドライトだけでなく、安全性を消して反射鏡や明るい洋服を着ておくなど、大切なお子様を守るために夜道対策もしておきましょう。

自転車には通常、簡易的なロック式の鍵がついています。しかし、それだけでは簡単に壊されてしまう場合もあります。もしも盗難対策をきちんとしておきたいのなら、オプションで鍵をつけておきましょう。

おすすめはダイヤルロック式です。お子様がうっかり鍵をなくしてしまう心配もなく、様々なデザインのものが発売されているので、自転車の雰囲気に合わせやすいのもメリットです。

出先で自転車を停める時に使うのがスタンド機能です。一般的な自転車には標準装備されていることが多いでスタンドですが、後輪ペダルが付いているようなタイプの子供用自転車ではスタンドがついていないものもあります。

自転車が倒れると破損の原因になりますので、きちんと立てられるスタンド付きのもの、あるいは後付できるスタンドを購入しましょう。

お子様の年齢や体格に合わせて、自転車の重さも確認しておきましょう。あまりに重い自転車は、倒れかけた時に持ち直すことができず転倒のリスクが上がります。反対に、軽すぎる自転車は風に煽られやすく衝撃に弱いなどの欠点もあります。

メリットで見ると、重さのある自転車は安定感が、軽量タイプの自転車は操作性が良い点が挙げられます。どちらも両立できるよう、お子様に適した重量の子供用自転車を探しましょう。

最近では子供用自転車のラインナップも増え、カラーバリエーションも豊富になりました。赤やピンクといった可愛らしい色合いから、ブルーやブラックといったかっこいい色合いものまでさまざま。

また、パープルやグリーンなど、ちょっと変わった色合いのものもあります。一色ではなく多色タイプなどもあるので、お子様と一緒に「どれにしようか」と、いろいろ見比べてみるのも楽しいでしょう。

カラーと同じく、デザインもいろいろなものが発売されています。 その中でも大きく「かっこいい系」「かわいい系」「シンプル系」にわけられます。もちろんお子様ごとに好みは異なりますが、それぞれどんなタイプの子におすすめか紹介していきます。

かっこいいものに憧れる男の子には、マウンテンバイクのようなスタイリッシュなデザインの子供用自転車がおすすめです。小さい子供用自転車でもボディがスマートなので、かっこいいデザインになります。

スポーティーなデザインや、戦隊ヒーローをイメージするようなカラーのものなども男の子に人気です。カラーだけでなく、模様や飾りなどでかっこよさを表現できるのも子供用自転車ならでは。色々な男の子向け製品を見比べてみてください。

かわいいデザインが好きな女の子には、花柄やキャラクターものなどキュートな子供用自転車がおすすめです。ベースカラーも、ピンクや水色などの淡いカラーが人気。ちょっとお姉さんになってきたら、ドット柄やワンポイントなど落ち着いたデザインが好まれます。

ボディは太めのタイプだと、絵柄が際立ってかわいさがアップします。カゴの色やタイヤの色もさまざまなバリエーションがあるので、色々な商品を見比べて好みのものを探してみましょう。

高学年のお子様になると、子供っぽいデザインのものは嫌がる場合があります。この場合は、無地などシンプルなデザインの子供用自転車がおすすめ。大人っぽいのはもちろん、長期的に使用ができるのでコスパも良いのがメリットです。

例えば、ボディのカラーがブラックやホワイトなどアースカラーで、クラシックなデザインのものだと、大人のものと見比べても子供っぽさを感じさせません。

成長途中の子供に自転車を購入する場合、今後も頻繁に買い換える想定をする必要があります。そこで気になるのが、子供用自転車の価格です。

大人に比べて1台に乗る期間が短いため、高価なものを購入するとコスパが悪く、買い換えるたびに受ける家計のダメージも無視できません。なるべくコストを良くするなら、中古の子供用自転車を購入するという手もあります。

ただし、中古品の場合は店頭で実際に商品を見て、安全性を確認してから購入しましょう。

子供用自転車を扱っているメーカーは数多くあり、それぞれサイズやデザイン、価格などのポイントが異なるので、どれがお子様に会うのかをチェックしてみましょう。ここでは、有名メーカーを中心にご紹介していきます。

自転車の老舗メーカーといえば、ブリヂストンを思い浮かべる方も多いでしょう。シティサイクル用や電動自転車、マウンテンバイクなど様々な種類の商品を発売しています。子供乗せがついた電動自転車「ビッケ」を使っている方もいるかもしれませんね。

お値段は張りますが、優れたデザイン性や安全性の高さから、ブリヂストンの自転車を好まれる方も多いでしょう。はじめての子供用自転車をどこのメーカーのものにするか迷ったら、まずはブリヂストンで探してみてはいかがでしょうか。

安価で使い勝手が良い子供用自転車をお探しなら、サイクルベースあさひの商品がおすすめです。3歳以降におすすめの14インチの幼児自転車から、26インチのジュニア自転車まで、幅広いサイズの商品が発売されています。

幼児自転車を始める前の三輪車やバランスバイクも扱っているので、お子様がいるご家庭なら、一度は店舗を覗いてみてはいかがでしょうか。また、ジュニア自転車は「シティタイプ」と「スポーツタイプ」の2種類があり、好みのデザインに合わせて選びやすいのも特徴です。

男の子に特におすすめなブランドが「ドライド」。スピードウォッチとLEDオートライト、反射シール、ギア付きと男心を掴むポイント盛りだくさんの製品となっています。

アイゼルは、スポーティーな自転車をメインに発売している自転車メーカーです。ロードバイクやクロスバイク、ファットバイクなどアウトドア好きな人ならグッとくるような製品が数多く発売されています。

子供用自転車も、大人と同様スポーティーなデザインなので、かっこいいものを好む男の子におすすめです。とくに人気のブランドが「Ravi」です。ごつさと曲線が特徴的な、おしゃれなデザインとなっています。

ただしこちらの商品は店頭販売していないので、その点だけご注意ください。

ミヤタの子供用自転車は、「スパイキー」と 「V サインジュニア」の2種類があります。スタイリッシュなデザインが好きなお子様にはスパイキー、丸みがあってキュートなデザインが好きなお子様には V サインジュニアがおすすめです。

サイズは20インチからとなっているため、ある程度大きなお子様の子供用自転車を購入する際にご検討ください。ちなみに、子供用の商品であれば、自転車ではなく一輪車の取り扱いがあります。幼稚園の年少さんから乗れるサイズもあるので、そちらもご検討ください。

人と被らない、特徴的なデザインの子供用自転車をお探しなら、GTバイシクルズのキッズバイクがおすすめです。パッと目を惹く多色ボディは、子供の心をグッと鷲掴みにしてくれるはず。

シンプルデザインの「VAMOOSE」は細いボディとは対照的に、がっしりしたタイヤが付いているので耐久性も抜群です。全体的に男の子向けのデザインとなっているので、息子さんへのプレゼントにいかがでしょうか。

ルイガノのキッズ自転車は「カッコイイけどカワイイ」を両立したデザイン性が魅力です。 女の子でも男の子でも使える、シンプルだけどオシャレなデザイン。見た目だけでなく乗りやすさも重視した、機能性も高い子供用自転車が発売されています。

カバンや水筒など、荷物が多くなりがちな子供にぴったりの大きな前カゴ付きや、小さなお子様や女の子でも扱いやすい軽量タイプの車体など、子供目線で考えられた子供のための自転車です。

自分だけのオリジナル自転車を作りたいのなら、サイクルベースあさひのブランド「イノベーションファクトリー」がおすすめです。こちらの製品の特徴は、部品ごとにカラーやデザインを選べること。

たとえば、前カゴはワイヤーと籐風の2種類があります。ワイヤーカゴ、泥除け、ワイヤー錠はカラーバリエーションが用意されているので、好きな色で組み合わせることが可能です。さらに、イラストが入れられるデコレーションキットも用意されています。

創業は2016年と比較的若いメーカーですが、すでに多くのキッズファンがいるのが「ヨツバサイクル」です。扱っている製品はすべてキッズタイプ。子供のためだけに考えて作られた、子供に優しい自転車が揃っています。

子供のための設計とは、たとえば子供が扱いやすい軽量設定であること。一般的な子供用自転車に比べると5Kg近い軽量化を実現したそうです。また、子供が握りやすいブレーキやバランスが取りやすいタイヤなど、安全面も重視されています。

三輪車から、いよいよ子供用自転車に切り替えるのはドキドキしますよね。乗り始めたばかりですぐに乗れる子は少ないので、練習も必要です。では、どのように練習を進めたら良いのでしょうか。練習時のポイントを解説していきます。

補助輪のない自転車に乗る場合、最も大切なのはバランスを取れるようにすることです。そこで、まずはバランス感覚を掴むためにペダルを外した自転車に乗せてみましょう。当然漕ぐことはできませんが、自転車に跨って左右にバランスを取る練習ができます。

その状態で地面を蹴り、少し足を浮かせてみましょう。倒れそうになったらすぐに足を付きます。この練習を繰り返していくと、バランスを取るコツが掴めてきます。ペダルを外すのが面倒な方は、最初からペダルが付いていないストライダーを使用しても良いでしょう。

バランスが取れて来たら、今度はペダルを使って練習していきます。ペダルを付けることで、最初のステップと違い足がすぐにつかない状態を体験させることができます。ペダルなしに比べると、バランスが取れない恐怖心を感じるかもしれません。

恐怖心を軽くするためには、ブレーキの扱い方を伝えておくのが効果的です。自転車が自分の意思で止められると分かれば、安心して練習ができるようになります。どうしても怖い場合は、補助バー等を使い自転車の後ろを大人が抑えてあげる方法がおすすめです。

自転車に乗れるようになったら、最後は自分で自転車を操作する感覚を学びましょう。ハンドルを左右に振るとどのように動くのか、どれくらいのスピードなら安全なのかなど、今後公道に出たときに安全に操作できるよう感覚を掴んでもらいます。

操作がマスターできるまでは私道や自転車で入れる広場などを利用して、周囲の安全確認をきちんとしたうえで練習を続けてください。自転車が乗れるようになっても、少しの間は大人が付き添う方が安心です。

子供用自転車を効率よくマスターするためのコツは、いくつかあります。ひとつが、大人の乗り方を見せること。実際に自転車を乗れる人がどのように乗っているのか、見て覚えさせてあげましょう。

もう一つは、子供の姿勢や意識を大人が上手くチェックしてあげることです。姿勢のチェックポイントは、視線と体の向き。どちらもしっかり前を向いているか確認してください。そして、意識のチェックポイントは前向きに取り組めているかどうかです。

自転車を乗りこなすには練習が必要です。心がくじけてしまわないよう、褒めてモチベーションを高めてあげましょう。

日々成長していく子供たちにとって、子供用自転車に乗るというのは憧れの一つでもあります。今回はそんな子供たちにピッタリの子供用自転車を選ぶコツと、おすすめ商品を紹介しました。ぜひお子様に合う商品を見つけてあげてくださいね。