【代表作も紹介】吉本ばななの人気おすすめランキング15選

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女性作家「吉本ばなな」の作品は、独特な魅力が満載。今回はそんな吉本ばななの世界にどっぷり漬かれる、おすすめの作品をランキングでご紹介します。代表作から映画化作品・エッセイまで、本好きなら見逃せない吉本ばななの人気作品をチェックしてみてください。

吉本ばななの作品の魅力とは?

吉本ばななは大学生のときに日本大学芸術学部長章を受賞。卒業後に作家デビューして以来、次々と作品を世に出し続けています。そんな彼女の作品は、女性ならではの繊細さが魅力。家族や恋人など、様々な人間模様を深く描いた内容に、心を動かされた方も多いのではないでしょうか。

 

登場人物達の人生や青春の1ページを用いて、人生や人間の在り方について読者に優しく問いかけるような、温かみのある内容が幅広い年代を虜にしている吉本ばなな作品ですが、実は定番の恋愛小説・エッセイ以外にも、ホラー・フィクションなどの様々なジャンルも手掛けているのです

 

そこで今回は、吉本ばなな作品の選び方やおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。この記事の最後には、吉本ばなな作品の様々な楽しみ方をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

吉本ばなな作品の選び方

吉本ばなな作品は数が豊富にあることから、初めて作品に触れる方のなかには選び方に困る方も多いことでしょう。今回は、自分に合った一冊が見つかりやすくなる選び方をご紹介します。

作品のジャンルから選ぶ

吉本ばななの作品はジャンルによって世界観やテイストが大きく異なるのが魅力。そのため、今の気持ちや読書の好みに合わせて、作品ジャンルを選んでみるのも良いでしょう。

家族の絆・愛を感じたいなら「家族」がテーマの本

吉本ばななが描く「家族」をテーマにした作品は、悲しくも暖かさに溢れています。家族の「死」に触れるものも多く、決して明るい作風のものばかりではありません。だからこそ、家族や人への「愛」を強く感じるドラマ的作品に仕上がっています。

 

家族や生涯を描いた作品は多いですが、とくに有名なのが吉本ばななのデビュー作でもある『キッチン』です。吉本ばななの小説を初めて手に取る方は、こちらから読んでみてはいかがでしょうか。

繊細な人物描写を楽しみたいなら「恋愛小説」がおすすめ

文字を追っているだけで、頭にその風景が浮かんでくるほどの繊細な人間描写が楽しめるのが、吉本ばななが手掛ける「恋愛小説」系の作品です。特に青春・恋愛ラブストーリー作品はその世界に引き込まれ、まるで自分が主人公になったような錯覚さえ覚えるほどといわれています

 

吉本ばななの青春や恋愛ストーリーは、綺麗なものばかりではない点も魅力的なポイント。不倫のようにドロドロした恋愛もあれば、心が痛くなるような描写もあります。そのため「大人の恋愛を扱った作品がいい」「ただ恋愛模様を見るだけでは面白くない」という方にもおすすめです。

作者らしさを垣間見たいなら「エッセイ本」がおすすめ

吉本ばななが手掛ける「エッセイ本」は、何も考えずにぼうっと読みたいときにおすすめです。小難しいことは考えず、ただ思ったことを率直に書く。それが吉本ばななのエッセイの特徴であり、最大の魅力なのです。

 

1992年に登場した『パイナツプリン』を皮切りに、30作以上のエッセイ作品を発表している吉本ばなな。彼女のエッセイには、等身大の日常が書かれているため、彼女のオンリーワンの考えや名言を楽しみながら、吉本ばななワールドに浸ることができます

書籍の長さで選ぶ

吉本ばななの小説は、短編長編の2種類があります。その日の気分や、自分の読めるペースに合わせた長さの小説を選びましょう。ここでは、短編と長編それぞれの魅力をご紹介します。

気軽に読むなら「短編集」がおすすめ

吉本ばななの「短編集」は内容やテーマが複雑ではないため、さらさらとすぐ読めます。通勤の電車内、待ち合わせの隙間時間など、ちょっとした時間にサクッと楽しめるのが魅力です。吉本ばなならしい、きれいで切ない話をたくさん読めるのもメリット。

 

人気の短編集をお探しの方には、『体は全部知っている』と『デッドエンドの思い出』がおすすめです。吉本ばななの良さを集約した本が多く、まさに1冊で何度も魅力・美味しさが楽しめる名作揃いとなっています

吉本ばななの世界に浸るなら「長編小説」

どっぷり吉本ばななワールドに浸りたいなら「長編作品」に挑戦してみましょう。読み応え抜群で、最後まで読み切ったときには心地よい読後感が味わえるはずです。なかでも特に、ボリュームに加えて不思議な雰囲気を味わいたい場合には『N・P』をおすすめします。

 

他にも『TUGUMI』をはじめとした、吉本ばなな作品のなかでも大ベストセラーとなったものも数多く存在しています。多くの人が愛した吉本ばななの作品が見たい方は、長編小説を楽しんでみましょう。

作家の創作時期から選ぶ

吉本ばななはの創作時期は「確立期」「拡大期」「充実期」の3つに分けられます。時期によって作風・ジャンルが異るため、吉本ばなな作品を深く知りたい方は創作時期で選ぶのがおすすめです。

吉本ばななの原点・代表作を知るなら「確立期」の作品

『キッチン』でデビューしてから10年。1990年代に当たる期間が、吉本ばななの「確立期」とされています。この時期に発表された作品は、彼女が今後も描き続ける「死」と「愛」に関する内容が中心となっています

 

吉本ばなな自身の死生観が垣間見える話が多い、確立期の作品の数々。主人公の言葉を借りて、吉本ばなな本人が語り掛けてくるような感覚を覚えます。「吉本ばななを彼女たらしめるものは何なのか」を知りたい方は、ぜひ確立期の作品を読んでみてください。

繊細な人間関係を楽しむなら「拡大期」の作品

吉本ばなな自身の世界観が広がる「拡大期」。2000年代に発表された作品が、この時期に当たります。確立期までは身近な人との身近な話が多かった吉本ばなな作品ですが、拡大期に入ると多くの人との触れ合いに焦点を当てた作品が増えていくのが特徴です

 

これまでより世界観・扱うテーマや描写の種類が広がり、読み終わったときには壮大な旅を終えたような気分になるほどの読みごたえがあります。この時期はエッセイを多く出版していますが、中でも『バナタイム』や『日々の考え』は肩肘を張らずに楽しめる作品でおすすめです。

フィクション系作品を満喫するなら「充実期」の作品

2010年代になると、吉本ばななの「充実期」に入ります。この時期は今までの作風とは一転してSFやホラーなどといった全く別ジャンルのフィクションを書いているのが特徴です。現代的で身近な話を書き続けた吉本ばななの、新境地といえるでしょう。

 

2017年に発表された『吹上奇譚』はシリーズになっており、2019年に第二話、2020年に第三話が発行されています。哲学ホラーという新たなジャンルに分類されるこれらの作品は、ホラーでありながら、吉本ばなならしい暖かさを感じる作品です。

吉本ばなな作品の雰囲気で選んでみる

吉本ばななの作風は、大きく分けて「暗い雰囲気」の作品と「明るい雰囲気」の作品に分けることができます。その日の気分によって、読みたい本を探してみるのも良いでしょう。

ミステリアスな世界観を楽しむなら「暗めの作品」

数こそ少なめですが、吉本ばななは「暗めの作品」も多く手掛けています。ダークな雰囲気の吉本ばななが読みたいなら、『ハードボイルド/ハードラック』がおすすめです。不思議な世界観が漂う作品で、よんでいるとスピリチュアルな世界に入り込んだような気分になります。

 

とはいえ、吉本ばなならしさは健在。暗めでホラーチックでありながら、恐怖やおどろおどろしさではなく、切なさと暖かさを感じる作品が多い点が魅力です。疲れた心に染み入るホラーという、他では味わえない魅力を感じられます。

心温まる物語に浸るなら「明るめの作品」

吉本ばななの十八番と言っても過言ではないのが「明るめの作品」です。人とのつながり・何気ない毎日の様子を用いて、読者の心をホッと和ませる内容のものが多く、読書が苦手な方にもとっつきやすい傾向にあります

 

代表的な作品として『毎日っていいな』が挙げられます。エッセイ・短編の物語を通して、日々の中で感じた気持ちやちょっとした出来事を、吉本ばなならしい言葉で紡いだ作品が多く、作者の人物像・考え方が垣間見える点が魅力です。

本のサイズ・装丁で選ぶ

吉本ばななの作品は様々な形態で展開されており、形態によって楽しめる時期・楽しみ方が少しずつ違っているため、自分のライフスタイルに合った本のサイズ・装丁のものを選びましょう。

最新作をすぐに楽しみたいなら「単行本」

作品をゆったり長く楽しみたい方には「単行本」がおすすめです。どっしりとしたハードカバーが特徴で値段は文庫本に比べて高いですが、最新作が真っ先に読めるというメリットがあります。

 

また、本自体の装丁にも一冊一冊こだわりがあるため、思わずコレクションしたくなる人も少なくありません。

気軽に読みたいなら「文庫本」

外出時のスキマ時間・暇つぶしを活用して、吉本ばなな作品に触れたい方には「文庫本」がおすすめです。ソフトカバータイプの文庫本は、単行本に比べて価格が安いうえ、コンパクトに作られていることから、持ち運びにもおすすめできます

 

単行本とは異なる表紙デザイン・文庫本あとがきなどといった、文庫本ならではの楽しみ方もあるため、気軽に作品を楽しみたい方にぴったりです。

エッセイ本のスタイル・特徴から選ぶ

吉本ばななのエッセイは、読む人に刺激を与えるような作品が多くあります。ここでは、「普段」「旅」「読者に答える」エッセイを、それぞれご紹介します。

毎日の幸せを噛みしめたいなら「普段に気づけるエッセイ」

多忙な毎日に追われていると、日常の小さな出来事は見逃しがちです。そんなとき、吉本ばななの「普段に気づけるエッセイ本」を読んでみましょう。空の色、雲の動き、風の匂い、人々の表情、ひっそり芽吹いた野花など、日常の小さな変化を楽しめるようになる内容が特徴です

 

忙しい毎日の中で、一歩立ち止まって肩の荷を下ろしたい。そんな方におすすめなのが、『毎日っていいな』と『日々のこと』の2作です。どちらもサラッと読めるお話なので、ぜひ読んでみてください。

遠くへ思いを馳せるなら「旅に気づけるエッセイ」

「旅に出たいけど、色々な事情で家から出られない」という方には、吉本ばななが手掛ける「旅に気づけるエッセイ」がおすすめです。吉本ばななが実際に訪れた土地について、彼女ならではの美しい語り口で紹介された本が出版されています。

 

たとえば『なんくる、ないー沖縄』は吉本ばななが沖縄で経験した出来事を、素直な言葉で書かれた作品です。彼女の日記を介して、沖縄を旅するようなエッセイとなっています。旅と吉本ばななを同時に楽しみたいファンには、ピッタリではないでしょうか。

吉本ばななの名言・魅力を楽しむなら「読者に答えるエッセイ」

初めて吉本ばなな作品に触れる人が抱える「吉本ばななって、どんな人?」という疑問を解き明かしたいなら「読者に答えるエッセイ」がおすすめです。特に『どくだみちゃんとふしばな』シリーズに代表されるジャンルであり、まるで吉本ばなな本人と対話しているような錯覚を覚える、優しい語り口の作品が多くあります

 

1作1作がサラリと読める作品も豊富なことから、シリーズ物を読むのが苦手な方でも、読みやすいのではないでしょうか。

映画・ドラマが評価された作品から選ぶ

吉本ばなな作品のなかには、映画化されたもの・メディアミックスした作品なども数多く存在しています。特に映画化された『デットエンドの思い出』や『アルゼンチンババア』などは、国内を中心に高い評価を得ていることから、吉本ばなな作品に触れるきっかけとしてもぴったりです。

 

原作となる小説と映画を見比べることで、内容や描写の違いを楽しむこともできるため、初めて吉本ばなな作品に触れる方は特に、映画やドラマが評価された作品から選ぶことをおすすめします。

吉本ばななの人気おすすめランキング15選

デビュー作にして至高の一作

吉本ばななを世間に広めるきっかけとなったのが、「キッチン」です。主人公は、キッチンをこよなく愛する女性。祖母を亡くしたことをきっかけに、とある男性とその親との同居生活が始まります。

 

素直な恋愛物語かと思いきや、そこには死が深く付きまとう。「生」と「死」、そして「愛」を描き続ける、吉本ばななのスタートとなった作品でもあります。彼女の作品を初めて読む方は、まずこちらから読んでみてはいかがでしょうか。

発売年月日 1998/6/23 ページ数 200ページ
ジャンル 短編集

口コミを紹介

作品を読み進めるにつれて、登場人物たち(あるいは作者の方)に妙な親近感というか、人間としてのシンパシーを感じるような気がしました。その感覚を抱いたまま、あとがきを呼んだときに、頭の中にビビっと衝撃を受けました。

出典:https://www.amazon.co.jp

切ない大人の恋を描いた作品

主人公のほたるは、失恋の痛みを抱えて過ごす女性。東京生活を終えて、故郷に戻った彼女がどう立ち直っていくのか、その様子を丁寧に描いているのが『ハゴロモ』です。

 

青春時代の恋とは違う、大人の恋ならではのほろ苦さと甘さを味わえる素敵な作品となっています。

発売年月日 2006/6/28 ジャンル 恋愛小説
ページ数 185ページ

口コミを紹介

ハゴロモを読んでいる最中、読む毎に心が洗われていくような感覚がありました。時間を置いて、また読み直してみたいと思う作品です。

出典:https://www.amazon.co.jp

大切な日常の一コマに気がつくエッセイ

タイトルのとおり、すばらしい日々に気づかせてくれるのが、こちらのエッセイ作品です。震災や親の死など、生きていると、自分では避けられないアクシデントや悲しい出来事に見舞わることがあります。

 

日々の小さな幸せは、失くしてから気がつきがち。そんな人々に対して、生きている今が実はすばらしい日々だと教えてくれる作品です。

発売年月日 2017/2/7 ジャンル エッセイ
ページ数 155ページ

口コミを紹介

年老いた母の事、幼い子供の事、色々考えました。毎日大切に過ごそうと思える作品。優しい気持ちになれます。

出典:https://www.amazon.co.jp

吉本ばななが創る哲学ホラー

吹上奇譚はシリーズ作品で、2020年8月に第1作目が発売されました。シリーズの主人公である女性・ミミをはじめ、双子の妹や奇病に侵された母・墓守などといった色濃いキャラクターが登場します。

 

吉本ばなな作品では珍しいホラー小説ですが、おどろおどろしい雰囲気ではないため、怖い話が苦手な人でも楽しめる内容です。いつもとはちょっと違う吉本ばななを見たい方は、ぜひご覧ください。

発売年月日 2020/8/6 ジャンル SF・ホラー
ページ数 240ページ

口コミを紹介

やっぱり吉本ばななの独特の視点、切り取り方でまた癒しをもらいました。コロナで家篭りでしたがお散歩に出かけれたような気持ちです。

出典:https://www.amazon.co.jp

5位

KADOKAWA

「違うこと」をしないこと

生き方に悩んだ時に読むべき一冊

吉本ばななが考える本来の自分の生き方とは何か」という疑問に対する答えがまとめられた一冊です。構成は第六章まであり、自分の生き方、吉本ばななの生き方、お金や時間との向き合い方に言及しています。

 

第二章・第四章は、それぞれ白井剛史氏とCHIE氏との対談です。スピリチュアルに造詣の深い2人との会話は、新しい世界を見せてくれるでしょう。

発売年月日 2018/10/12 ジャンル エッセイ
ページ数 208ページ

口コミを紹介

モヤモヤしてる人、スピリチュアル好きにはおすすめします。具体的に違うことをしないとはどういうことで、それをしてしまうとどうなるのか、合ってることをするとどう流れていくのか、非常に分かりやすく書いてあります。

出典:https://www.amazon.co.jp

6位

幻冬舎

ハードボイルド/ハードラック

人生の不条理を感じる作品

ダークな雰囲気を味わいたいなら、「ハードボイルド/ハードラック」がおすすめ。「ハードボイルド」と「ハードラック」の2作が掲載されており、どちらも身近な死について語られています。

 

愛する人、あるいは家族との死別を迎える主人公が何を思い、どう生きるのか。読み進めるごとに、自分の死生観を問われているような気分にさせられる作品です。

発売年月日 2001/8/1 ジャンル フィクション
ページ数 152ページ

口コミを紹介

きゅんとしてなんかいい感じ。ハードボイルドという言葉で検索しひっかかり、ついつい深夜に読み切ってしまいました。読後の幸福感はまんざらでもない感じ。

出典:https://www.amazon.co.jp

7位

文藝春秋

体は全部知っている (文春文庫)

ちょっと不思議でやっぱり暖かい短編集

「体は全部知っている」には、13の短編が掲載されています。どこか不思議で、切なくて、でも暖かさがあるのは吉本ばななの作品ならでは。

 

作品の内容・展開としては決して派手な変化はないけれど、日常の中に溶け込んでくるような優しい時間が楽しめる一冊です。

発売年月日 2002/12/6 ジャンル 短編集
ページ数 217ページ

口コミを紹介

ばななワールドがつまった、感受性豊かな世界にあふれた短編集です。せつなくて、あたたかくて、さみしくて、嬉しくて、坦々とした世界が拡がっています。短編なので読みやすいですし、短編なのに深いお話がたくさんです。

出典:https://www.amazon.co.jp

隠れた名作を「よしもとばなな」として書いた一冊

『ひとかげ』は1996年に書かれた作品『とかげ』をリメイクしたもので、確立期からさらに磨かれた、彼女の価値観と感性で作り上げられています。壮絶な過去を持つ2人が出会い、恋に落ちる様子を描いた一冊です。

 

本の中には「ひとかげ」の後に、リメイク前の「とかげ」も掲載されています。自分が好きなのはどちらか、読み比べてみましょう。

発売年月日 2013/10/26 ジャンル フィクション
ページ数 126ページ

口コミを紹介

主人公ふたりだけではなく、両親や職場の人間たちの顔かたち、まなざし、息づかいまでもがわかって、こんなに濃厚な味わいの小説だったのかとおどろいた。

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

読みやすく心に残る短編集

日常のふとしたことで、心に光が差し込む瞬間。それは特別なことではなく、普段気が付いていないだけだと教えてくれる作品です。

 

毎日に忙殺されて心に余裕がないときに読むと、穏やかな気持ちを取り戻せるかもしれません。短編集なので、1日1作ずつ読むのもおすすめ。忙しい人でも読みやすい1冊となっています。

発売年月日 2006/7/7 ジャンル 短編集
ページ数 245ページ

口コミを紹介

おススメです。特に、心に疲労が溜まっている方に。自分自身疲れていた時に読んだのですが、登場人物に感情移入して読めて、良い気分転換になりました。

出典:https://www.amazon.co.jp

10位

中央公論新社

ハチ公の最後の恋人

幸せと切なさで揺れる男女の物語

ハチ公と言えば忠犬を想像しますが、こちらに出てくるハチはインド人の青年です。彼と出会い、愛し、そして別れを経験するのが主人公の少女、マオ。ハチにとって、マオは最後の恋人となります。

 

「恋人と死に別れる話か」と吉本ばななファンだと考えてしまいますが、そうではありません。別れる運命を思いながらも、何気ない日常に幸せを感じる2人の姿が魅力的。読み終わった後は、切なさと同時に前向きな気持ちになれる、そんな作品です。

発売年月日 1998/8/1 ジャンル フィクション
ページ数 146ページ

口コミを紹介

ばななさんらしい物語でした。少し切なくて、でも最後は少しだけ暖かい気持ちになれました。女性の方が共感出来る点が多いと思います。 やっぱり、ばななさんは文章が上手いので、すんなり読めました。

出典:https://www.amazon.co.jp

11位

中央公論新社

海のふた (中公文庫)

夏の匂いがする爽やかな作品

主人公のまりは故郷である伊豆に戻り、かき氷屋さんをはじめます。自分の信念を貫く彼女のもとに、ある日、祖母を亡くした少女・はじめが預けられて物語の歯車が回り始めます。

 

舞台は、静岡県西伊豆にある土肥。広大な海を誇り、夏に過ごすのに最適な土地であるこの地は、作者・吉本ばななの故郷でもあります。海のふたでは、彼女が実際に見てきた静岡の風景が丁寧に描写されており、静岡の夏の光景が目の前に浮かんでくるようです

発売年月日 2004/6/24 ジャンル フィクション
ページ数 187ページ

口コミを紹介

いつも癒しを求めたい時に読んでいます。どの作品も程度の差はあれ、彼女にしか作り出せない暖かくて優しい気持ちになれる力があります。「海のふた」は、この力がかなり大きかったです。

出典:https://www.amazon.co.jp

生きるために眠る主人公

本作は不倫・自殺・眠りをテーマとした、ダークな吉本ばなな作品。主人公の寺子は、親友のしおりとルームシェアをしながら、アルバイトをしていました。

 

しかし、アルバイト先の上司との不倫やしおりの自殺を経験し、絶望の人生へ。日中は深い眠りについて、現実逃避を図ります。そんな彼女がどうやって持ち直していくのかを描いています。2015年には映画化もされているため、気になる方はチェックしてみてください。

発売年月日 1989/7/1 ジャンル フィクション
ページ数 211ページ

口コミを紹介

毎日父の病院通いをしながら時間がある時に白河夜船を読みました。夜と夜の旅人、ある体験、と眠り三部作と言われています。どの作品も眠りに関係があり静かで心癒される作品でした。

出典:https://www.amazon.co.jp

母の死から始まる不思議な出会い

主人公は母を亡くした女の子。彼女の父は病院での闘病生活をしていた妻を亡くした後、とある女性と付き合っているという噂が流れます。その相手こそ、近所では変人で有名で「アルゼンチンババア」と呼ばれている女性でした。

 

物語の登場人物は、それぞれ深くて暗い想いを抱えており、複雑でありながら繊細に描かれる人間模様は多くの人々を感動させました。人間味溢れる物語が評価されてか、2007年には映画化されました。

発売年月日 2006/8/1 ジャンル フィクション
ページ数 80ページ

口コミを紹介

「本当の幸福」って何かを考えさせてくれる本でした。それは他人の目や意見を気にしない、自分だけのもの。アルゼンチンババアの生き方がそれを教えてくれたように思います。

出典:https://www.amazon.co.jp

20代女性を中心に注目された一冊

小説のタイトルであるつぐみは、主人公まりあの従妹の名前です。病弱なつぐみは地元一の美人と評判ですが、口が悪くわがままな性格。そんなつぐみがひと夏の出会いを経験し、青春を経験する様子を、まりあの視点で描いたのが本作です。

 

死を身近に感じつつ、愛を知った少女がどのように生きるのか、その様子を見ていると切なさと温かさで心が満たされます。

発売年月日 1992/3/1 ジャンル フィクション
ページ数 245ページ

口コミを紹介

泣かせる本でも何でもない(と思っています)、私はいつも読み終えると泣いてしまいます。どこが好きか、と聞かれてもこりゃまたうまく言葉にできないですが、私にとって「毎年必ず読み返したくなる本」です。

出典:https://www.amazon.co.jp

失くした記憶を探って得たものとは

主人公の少女・弥生は、幼少期の記憶がありません。そんな彼女が、ふとしたことから記憶を辿り始めます。大好きなおばと弟との会話や、失くした記憶の欠片を拾い集めながら、主人公は前向きに生きる方法を見つけていくのです。

 

タイトルの名前から悲しい物語のイメージを持たれがちですが、読み終わった後は優しい気持ちで満たされたという読者も多く、心温まる作品を読みたい時にはぴったりな一冊です。

発売年月日 1988/12/1 ジャンル フィクション
ページ数 179ページ

口コミを紹介

吉本ばなな先生の澄み切った文体は、とても読みやすい。繊細な描写も素敵だし、主人公が忘れていた記憶を取り戻していくシーンは、とても印象的です。雪乃さんみたいな教師は、今の時代では大問題だなあ…。

出典:https://www.amazon.co.jp

吉本ばなな作品の比較一覧表

商品 商品リンク 特徴 発売年月日 ページ数 ジャンル
1
アイテムID:5798617の画像
キッチン 440円

詳細を見る

デビュー作にして至高の一作

1998/6/23 200ページ 短編集
2
アイテムID:5798619の画像
ハゴロモ 506円

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切ない大人の恋を描いた作品

2006/6/28 185ページ 恋愛小説
3
アイテムID:5798620の画像
すばらしい日々 594円

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大切な日常の一コマに気がつくエッセイ

2017/2/7 155ページ エッセイ
4
アイテムID:5798621の画像
吹上奇譚 575円

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吉本ばななが創る哲学ホラー

2020/8/6 240ページ SF・ホラー
5
アイテムID:5798622の画像
「違うこと」をしないこと 1,386円

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生き方に悩んだ時に読むべき一冊

2018/10/12 208ページ エッセイ
6
アイテムID:5798623の画像
ハードボイルド/ハードラック 503円

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人生の不条理を感じる作品

2001/8/1 152ページ フィクション
7
アイテムID:5798624の画像
体は全部知っている (文春文庫) 561円

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ちょっと不思議でやっぱり暖かい短編集

2002/12/6 217ページ 短編集
8
アイテムID:5798625の画像
ひとかげ 429円

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隠れた名作を「よしもとばなな」として書いた一冊

2013/10/26 126ページ フィクション
9
アイテムID:5798626の画像
デッドエンドの思い出 316円

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読みやすく心に残る短編集

2006/7/7 245ページ 短編集
10
アイテムID:5798627の画像
ハチ公の最後の恋人 503円

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幸せと切なさで揺れる男女の物語

1998/8/1 146ページ フィクション
11
アイテムID:5798628の画像
海のふた (中公文庫) 3,708円

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夏の匂いがする爽やかな作品

2004/6/24 187ページ フィクション
12
アイテムID:5798629の画像
白河夜船 426円

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生きるために眠る主人公

1989/7/1 211ページ フィクション
13
アイテムID:5798630の画像
アルゼンチンババア 465円

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母の死から始まる不思議な出会い

2006/8/1 80ページ フィクション
14
アイテムID:5798631の画像
TUGUMI(つぐみ) 502円

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20代女性を中心に注目された一冊

1992/3/1 245ページ フィクション
15
アイテムID:5798632の画像
哀しい予感 372円

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失くした記憶を探って得たものとは

1988/12/1 179ページ フィクション

吉本ばなな作品の楽しみ方

吉本ばなな作品はただ物語を読むだけではなく、様々な楽しみ方に挑戦することで、吉本ばななの人間性や作品の魅力にも触れられます。ここでは、吉本ばなな作品の楽しみ方を紹介しましょう。

作品を片手に舞台・似てる場所を巡る

吉本ばなな作品のなかには、実際に存在する場所・地域が舞台となっているものも存在しています。作品自体の描写が細かいため、読むだけでも舞台となっている場所の雰囲気を味わえます。

 

しかし、実際に舞台となった地域・モチーフとなった場所を巡ることで、本を読んでいる時には気が付かなかった描写や登場人物の心情が体感でき、作品の世界観や登場人物の様子を追体験できます。「より深く吉本ばなな作品を楽しみたい」という方にはおすすめの楽しみ方です。

作品の名言を教訓にしたいなら「ばななダイアリー」もおすすめ

「ばななダイアリー(BANANA DIARY)」は、吉本ばななの名言・書下ろしメッセージが書かれたスケジュール帳です。小説を読む時間はないけれど、いつでも吉本ばななを感じていたい。そんなファンの心を掴む手帳となっています。

 

マンスリー手帳として使うのはもちろん、一言日記として使うのもおすすめ。手帳を開くたびに、吉本ばななの言葉が心に灯りをともしてくれるでしょう。

最新作・作者の近況を知りたいなら「NOTE」もチェック

「NOTE」とは、プロ・アマチュア問わず誰でも作品を投稿できるサイトです。吉本ばななもNOTEを利用しており、自身の近況を中心にアップしています。作品自体は有料ですが、気になるものや読みたい作品だけをチョイスできるのがメリットです。

 

NOTEでは、書籍化されないエピソード・物語もアップされているので、吉本ばななファンならぜひチェックしておきたいところ。NOTEの会員登録は無料でできるので、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

その他の人気作家の作品もチェック

その他の人気作家の作品は下記の記事で紹介しています。選び方使い方も合わせて紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。

まとめ

吉本ばななの作品は、「生」「死」「愛」が優しく爽やかな文体で描かれています。心身ともに疲れたときにこそ、読んでもらいたい作品です。今回ご紹介したランキングを参考に、お気に入りの一冊を探してみてください。

ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年07月23日)やレビューをもとに作成しております。

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