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【華麗で耽美な作品揃い】泉鏡花のおすすめ小説人気ランキング10選

幻想的で耽美な作風や文体が人気の泉鏡花。映像化された「外科室」や「高野聖」などを記憶している人も多いのではないでしょうか。そんな泉鏡花の小説はどれも一読すれば、その独特の世界観に魅了されるものばかり。今回は人気の泉鏡花の作品からおすすめの小説をご紹介します。

泉鏡花の作品に貫かれている世界観に魅せられる

現在でも数多くの作品が映像化、舞台化されている小説家、泉鏡花。その耽美で幻想的な作品に魅せられたという根強いファンも多い作家です。最近では漫画「文豪ストレイドッグス」に主要キャラクターの1人として登場し、再び注目されています。

 

泉鏡花が生涯に発表した作品は時代小説や謎解きの妙が楽しめる探偵小説、また当時の世相を反映した現代ものの小説など多岐に渡ります。中でも「天守物語」や「夜叉ヶ池」といった戯曲、「高野聖」などの幻想小説は映像化されたものも多く、人気が高い作品揃いです。

泉鏡花の小説の選び方

65年の生涯の中、数多くの名作を世に生み出した泉鏡花。その数多い作品の中から、読むべき本を選ぶ際のヒントをご紹介します。

戯曲から選ぶ

生涯に主な作品だけで5作以上の戯曲を発表している泉鏡花。中でも「夜叉ヶ池」は「文豪ストレイドッグス」の中で泉鏡花の特殊能力「夜叉白雪」の元になった戯曲です。

「夜叉ヶ池」

戯曲「夜叉ヶ池」は1913年に発表された作品です。日本各地の伝承として残されている龍神の言い伝えや、旱魃や増水の時に行われた人身御供の逸話を、近現代の農村を舞台に描いています。

 

描かれているのは魔の世界だけではなく、人々の私利私欲やエゴといった現実の中の魔物と言うべき姿です。特にタイトルにある「夜叉」は、人々に恩恵をもたらす一方で鬼でもあるという存在。

 

人の心の内面の二面性を伝説になぞらえた泉鏡花の名作の1つ。映画化や舞台化されることも多く、特に1979年に篠田正浩監督、主演坂東玉三郎で製作された映画「夜叉ヶ池」は傑作の呼び声も高い作品です。

 

映像化作品から選ぶ

泉鏡花の作品は、数多く映像化されています。名画とされる作品も多く、泉鏡花の世界をビジュアルで楽しむことが出来ます。

「義血侠血」映画名「滝の白糸」

泉鏡花が文壇デビューの翌年に発表した小説「義血侠血」。そのストーリーを元に作られた一連の映像化、舞台化作品が「滝の白糸」です。女芸人の滝の白糸は、危ういところを救ってくれた欣弥に、学業を続けるための資金援助を申し出ます。

 

しかしさまざまな出来事が起こり、白糸は人殺しとして捕縛。さらにその白糸を裁くのは見事検事となった欣弥という巡りあわせ・・。この「滝の白糸」は国内外にファンの多い映画監督溝口健二を始め、幾度となく映画化されています。

婦系図

「婦系図」は原作となった映像化、舞台化作品が多い小説です。これまで名女優田中絹代山田五十鈴、山本富士子などがお蔦を演じてきました。またお蔦の夫である早瀬も、長谷川一夫、鶴田浩二、市川雷蔵といった時代の美男俳優によって演じられています。

 

また新派ではこの「婦系図」が人気演目としてしばしば上演されており、特に湯島境内で二人が語る場面は名場面として映画だけでなく舞台でも人気の一幕となっています。

陽炎座

「陽炎座」は戯曲「夜叉ヶ池」が書かれたのと同じ1913年に発表された小説です。岩波文庫など泉鏡花作品を数多く出版している中にも収録されていない小説ですが、これを原作として作られたのが1981年の映画「陽炎座」です。

 

監督は前年に発表した「ツィゴイネル・ワイゼン」後年の「夢二」、今やハリウッドスターとしても知られるチャン・ツィイーが出演した「オペレッタ狸御殿」などで知られる鈴木清順で、主人公の劇作家松崎を演じたのは松田優作

 

監督の鈴木清順の独自の美学に貫かれた映像は、泉鏡花の幻想的な世界をビジュアル化したともいえる傑作となっています。

天守物語

泉鏡花三大戯曲の1つとされる「天守物語」も映画化や舞台化されている作品です。2011年の舞台では富姫を篠井英介、姫川図書之助を平岡祐太が、2014年には富姫を元宝塚歌劇団宙組トップスターの大空ゆうひ、姫川図書之助を須賀貴匡が演じています。

 

映画化は1995年、富姫を坂東玉三郎、姫川図書之助を宍戸開、亀姫を宮沢りえが演じています。また坂東玉三郎はシネマ歌舞伎でも富姫役を演じており、そちらと見比べてみるのもおすすめです。

漫画化作品から選ぶ

泉鏡花の作品には漫画化されたものもいくつかあります。その中でも人気の作品をご紹介します。

「鏡花夢幻」

明治大正昭和初期を舞台とした数々の作品でも知られる波津彬子。特に骨董屋雨柳堂を舞台とした「雨柳堂夢咄」はドラマCDやノベライズもされた人気作です。その波津彬子が漫画化した泉鏡花作品は「天守物語」「夜叉ヶ池」「海神別荘」の三大戯曲です。

 

それぞれ映像化もされている三作品ですが、漫画で読むのもまた違った感銘を受けるもの。出身地である金沢21世紀美術館で原画展も開催された漫画で、泉鏡花の魅力を知るのもおすすめです。

「水木しげるの泉鏡花伝」

「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などで知られる漫画家水木しげる。「この世ならぬもの」を主人公にした作品を数多く手がけてきた漫画家が、同じく異界を舞台にした作品を手がけてきた泉鏡花の作品と、泉鏡花の生涯を漫画化した作品がこの「泉鏡花伝」です。

 

収録された泉鏡花作品は「高野聖」と「黒猫」の2作。その2作を劇中作として描かれる泉鏡花自身の生涯もわかりやすく、興味深いものとなっています。作品だけでなく人間泉鏡花に関心のある人にはぜひおすすめの一冊です。

舞台化作品から選ぶ

泉鏡花作品を数多く映像化、舞台化している坂東玉三郎。「天守物語」や「夜叉ヶ池」同様に舞台化しているのがこの「海神別荘」です。相手役の公子を演じたのは「天守物語」の舞台でも相手役の図書之助を演じた市川海老蔵

 

人身御供として海神の後継である公子に嫁ぐことになった美女は、自分の不運を嘆き、元の暮らしに戻ることを切望するものの、その身はもはや陸では蛇となってしまい・・という幻想譚を玉三郎と海老蔵が優れた舞台作品としています。

泉鏡花の小説の人気ランキング10選

第10位

筑摩書房

泉鏡花 (ちくま日本文学 11)

価格:950円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

不思議な縁でめぐり合った男女の行く末は

夕べの宴席で会っただけのはずの美人な芸者が、わざわざ旅館にまで出向いて来た理由を推し量りかねていぶかしく思う男。芸者は宴席で男がふと漏らした、「自分に似ている」という女の話を聞きに駆けつけて来たのです。

 

図らずも男が子供のころに憧れていた、近所の女性の忘れ形見とわかった芸者でしたが、物心つく前に養子に出されたため、彼女には二親の記憶もなければ墓の在り処もわかりません。

 

哀れに思った男が芸者をとあるところへと連れて行くと、という筋書き。喪失と邂逅のストーリーが泉鏡花の美しい文体によって、まるで目の前に絵姿で見せられているように綴られていく小作品です。

ページ数他の作品と合わせて480派生作品なし
第9位

青空文庫POD

夜行巡査

価格:432円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

何が真実の「仁」なのかを問う作品

タイトルの「夜行巡査」とは主人公の八田巡査がその日、夜間の見回りを担当していたことに起因します。職務に忠実な八田は年老いた身体に鞭打って働く老人にも、師走の寒風の中で軒下で過ごす哀れな母子にも一切の情をかけようとはしません。

 

その八田は相思相愛のお香との仲を、お香の育ての親の伯父に反対されていました。その伯父とお香とが言い争う場に、巡回の途中でたまたま出くわした八田。そのうち伯父はバランスを崩して、凍りつく堀に落ちてしまいます。

 

恋路を邪魔する憎い伯父ながら、職務からすれば人命を救助しなくてはならない。しかしそもそも八田は泳げない。その葛藤の中で八田の取った行動と、その意味を読む人に問う作品です。

 

 

ページ数32派生作品なし
第8位

新潮社

婦系図 (新潮文庫)

価格:680円(税込)

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映画化されドラマ化もされた人気作

初出が新聞連載であったためか、泉鏡花の作品の中では平易な表現も多い人気作。主人公の早瀬はドイツ文学者で、周囲に内緒で芸者上がりのお蔦と結婚しています。しかし早瀬の師にあたる酒井の娘の縁談を機にお蔦の存在が明らかになってしまうのです。

 

新進気鋭の学者と芸者の組み合わせ。スリの身の上からここまで自分を引き上げてくれた師に背くこともできずに苦悩する早瀬。そんな早瀬を見かねてお蔦は泣く泣く身を引く決意をします。

 

しかしお蔦の犠牲にも関わらず、結局早瀬の身の上は暗転していくばかり。そんな中、最後に早瀬のとった行動とお蔦への哀れみが胸に迫る作品。新派の舞台としては未だに人気を博しているのも道理です。

ページ数432派生作品映画・TVドラマ
第7位

岩波書店

鏡花短篇集

価格:691円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

泉鏡花の人気の短編が全9篇収録

「竜潭譚」「薬草取」「雛がたり」「七宝の柱」など、泉鏡花の短編作品ばかり9篇を収録した短編集。どの作品も短いながらも鏡花独特の文体で彩られ、読み進むうちにその世界観に耽溺してしまうものばかり。

 

中でも「二、三羽-十二、三羽」は、明治の文学とも思えない、軽やかな擬音語や擬態語がいくつも使われている小作品。耽美的な幻想文学の担い手としての泉鏡花しか知らない人にもぜひおすすめです。

ページ数他の9篇と合わせて267派生作品なし
第6位

岩波書店

夜叉ヶ池

価格:454円(税込)

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映像化作品の評価も高い小説

1913年に発表された戯曲「夜叉ヶ池」。前年にノーベル文学賞を受賞したドイツ人作家ゲアハルト・ハウプトマンの作品に影響されているというこの作品の舞台は、日照りに苦しむ北陸の村です。

 

消息不明になった友人を尋ねて村を訪れた僧侶で学者の山沢は、その友人が村に伝わる龍神の言い伝えを守るべく、村の娘と結婚していたことを知ります。しかし、その頃土地の有力者達は日照りを解消すべく人身御供を立てることを画策し始めるのです。

 

しかも人身御供に選ばれたのは友人が結婚した百合。封印を解かれて自由になりたい龍神と、人々の思惑が絡み合った時に起きた悲劇とは、というこの「夜叉ヶ池」。泉鏡花の幻想小説の傑作の1つです。

 

 

ページ数「天守物語」と合わせて141派生作品映画・舞台・漫画
第5位

岩波書店

外科室

価格:756円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

映画化作品も名作と評判の高い小説

1992年に公開された吉永小百合と加藤雅也主演、坂東玉三郎初監督の映画作品でも名高い「外科室」。作品の舞台は貴族制度の残る戦前、病魔に冒された美しい貴船伯爵夫人が、手術を受けようという場面です。

 

一刻の猶予もならない現状であるにもかかわらず、伯爵夫人は頑なに手術を受けることを拒みます。その理由は麻酔をかけられた時に、これまで胸の奥底に秘め続けていた秘密をうわごとで漏らすことを怖れているため。

 

外科室に運ばれた伯爵夫人は、手術中に胸を突いて自害。それは胸に抱いていた「秘密」を「愛」に昇華させるための行為。泉鏡花の描き出す愛への殉死が、印象に残る作品です。

ページ数他6篇と合わせて281派生作品映画
第4位

岩波書店

草迷宮

価格:583円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

映画化・舞台化もされた作品

主人公は旅から旅を続けている法師の小次郎。ふとした行きがかりから次から次へと不幸な死が相次いだ邸に赴くことになります。その昔は豪壮な邸であったその場所も、今では人もろくろく寄り付かない草が生い茂った荒れ屋敷となっていました。

 

無人のはずのその邸には、母が歌う手毬歌を頼りとしてここまでたどり着いた少年、葉越明が住んでいました。そして回向に来た小次郎に邸の内外で繰り広げられる怪異な現象を事細かに語ります。

 

その怪異を引き起こしているのは悪左衛門という悪魔。彼にはなんとしても明を邸から立ち去らせたい理由があったのです。物語のキーであり、文章に幾度も挟まれる手毬歌が象徴的な幻想小説です。

 

 

ページ数195派生作品映画・舞台
第3位

岩波書店

歌行燈

価格:518円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

能楽の世界を描いた作品

今の三重県桑名の町の廓の中のうどん屋にふらりと現れた二人連れ。その二人が宿に引き上げた後に訪れた一人の門付け芸人は、ハッと驚くような美声の持ち主でした。その芸人は、あんまに怯える様子を見せます。

 

実はその芸人はかつて能楽界でその名を知られた存在でした。しかし若気の至りで、玄人はだしの謡をすると評判だったあんまの宗山に、素性を隠して芸勝負を持ちかけ、敗れた宗山は失意の内に自死。宗山の娘は芸者に売られてしまいます。

 

芸人自体も育ての親から勘当されて今の身の上となったのです。その頃宿に芸者を呼んだ例の二人連れは、その芸者の舞を見て驚きます・・という筋立て。能楽に詳しかったという泉鏡花ならではの作品です。

ページ数160派生作品映画
第2位

岩波書店

高野聖

価格:518円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

幻想文学の傑作とされる作品

1893年、20歳で文壇デビューを果たした泉鏡花。「滝の白糸」の原作となった「義血侠血」や「外科室」を世に送り出した後の1900年、28歳の時に発表したのがこの「高野聖」です。

 

物語の語り手である「私」は旅先で同宿した高野山の僧侶から、かつて体験したという不可思議な体験話を聞かされます。それは、飛騨の山中を若き日の僧侶が歩いていた時のこと。魑魅魍魎がうごめく山中で、僧侶は妖しい魅力の美女の住む家にたどり着きます。

 

その美女の誘惑からいったんは脱したものの、やはりその魅力に抗えず再び山に引き返そうとしたところで、僧侶は驚愕の事実を知らされるのでした・・。怖ろしい話ながらどこか耽美な「高野聖」。映画化や舞台化もされています。

ページ数2篇合わせて153派生作品映画・舞台・漫画
第1位

エディシオントレヴィル

天守物語 (Pan-Exotica)

価格:3,780円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

日本語・英語訳それぞれが楽しめる

舞台は封建時代の姫路城。自害した後に魔性として天守閣に棲む富姫は、同じく魔性の亀姫と交流するなどして日々を送り、人々は姫路城の天守にはこの世ならぬものが住み暮らすとして怖れています。

 

そんな中主人の命を受けて天守に上ってきたのは、若き鷹匠の姫川図書之助。姫たちの戯れとして取り上げられた鷹を取り返しに来たのです。やがてお互い恋に落ちる姫と図書之助でしたが、無実の罪を着られた図書之助は天守に舞い戻り姫と暮らすことに。

 

しかし、追っ手のせいでさらに窮地に追い込まれた二人は・・というストーリー。この本では日本語版・英語版それぞれに人気イラストレーターが挿絵を書いており、泉鏡花作品をビジュアルでも楽しめるようになっています。

ページ数165派生作品映画・舞台

泉鏡花のおすすめ小説比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
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    エディシオントレヴィル

  • 2
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    岩波書店

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    岩波書店

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    岩波書店

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    岩波書店

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    岩波書店

  • 7
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    岩波書店

  • 8
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    新潮社

  • 9
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    青空文庫POD

  • 10
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    筑摩書房

  • 商品名
  • 天守物語 (Pan-Exotica)
  • 高野聖
  • 歌行燈
  • 草迷宮
  • 外科室
  • 夜叉ヶ池
  • 鏡花短篇集
  • 婦系図 (新潮文庫)
  • 夜行巡査
  • 泉鏡花 (ちくま日本文学 11)
  • 特徴
  • 日本語・英語訳それぞれが楽しめる
  • 幻想文学の傑作とされる作品
  • 能楽の世界を描いた作品
  • 映画化・舞台化もされた作品
  • 映画化作品も名作と評判の高い小説
  • 映像化作品の評価も高い小説
  • 泉鏡花の人気の短編が全9篇収録
  • 映画化されドラマ化もされた人気作
  • 何が真実の「仁」なのかを問う作品
  • 不思議な縁でめぐり合った男女の行く末は
  • 価格
  • 3780円(税込)
  • 518円(税込)
  • 518円(税込)
  • 583円(税込)
  • 756円(税込)
  • 454円(税込)
  • 691円(税込)
  • 680円(税込)
  • 432円(税込)
  • 950円(税込)
  • ページ数
  • 165
  • 2篇合わせて153
  • 160
  • 195
  • 他6篇と合わせて281
  • 「天守物語」と合わせて141
  • 他の9篇と合わせて267
  • 432
  • 32
  • 他の作品と合わせて480
  • 派生作品
  • 映画・舞台
  • 映画・舞台・漫画
  • 映画
  • 映画・舞台
  • 映画
  • 映画・舞台・漫画
  • なし
  • 映画・TVドラマ
  • なし
  • なし

泉鏡花を取り巻く作家たち

明治の文豪、泉鏡花。彼と同時代の作家たちも今日まで人気の数多くの作品を世に送り出しています。同時代の息吹を感じながら読んでみるのもおすすめです。

泉鏡花と同じ尾崎紅葉門下生だった作家たち

泉鏡花が作家を志したのは16歳の時に尾崎紅葉の「二人比丘尼 色懺悔」を読んでからと言われています。その後、泉鏡花は念願の尾崎紅葉の門下生となっています。

師である尾崎紅葉

泉鏡花の師である作家尾崎紅葉。泉鏡花も夢中になった「二人比丘尼 色懺悔」で一躍人気作家の仲間入りを果たした後は、井原西鶴の影響を受けながら様々な作品を世に送り出し、もう一人の人気作家幸田露伴と共に「紅露時代」と呼ばれ全盛を迎えます。

 

貫一お宮の二人で知られる小説「金色夜叉」は尾崎紅葉の絶筆であり、未完の作品です。幾度となく映画化、舞台化されており、舞台となっている熱海には二人の銅像やその名にちなんだ通りとなっています。

同門だった田山花袋

泉鏡花と同じく尾崎紅葉の門下生として知られる作家、田山花袋。代表作とされる「蒲団」は中年作家が自分の弟子である年若い女性に恋慕の情を抱いたものの、その女弟子と恋人との仲に嫉妬して破門してしまうというストーリー。

 

特に作品の中の作家が女弟子の残した蒲団の残り香を嗅ぐといった描写から発表当初から話題となり、私小説の草分けとも、島崎藤村の「破戒」と並ぶ日本の自然主義小説とも目される作品となっています。

泉鏡花全集の編集委員を務めた谷崎潤一郎

芥川龍之介や小山内薫と共に1925年に刊行された泉鏡花全集の編集委員を務めた谷崎潤一郎。耽美で独特の美学に貫かれた作品の多くは今日でも人気のあるものばかりです。また泉鏡花と同じく「痴人の愛」や「細雪」「春琴抄」など映像化された作品も多くあります。

 

中でも「細雪」は数多くの翻訳版も出ており海外でも人気の高い作品で、映画化やテレビドラマ化、舞台化されている谷崎の代表作の1つとなっています。

まとめ

ここまで泉鏡花の人気作品をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。映像化、漫画化されたものも多い泉鏡花作品ならではの楽しみとして、原作と派生作品の両方を比べてみるのもおすすめ。ぜひ気になった泉鏡花作品を手にとって見てください。

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