【イヤミスの名手】貫井徳郎のおすすめ小説人気ランキング20選

現在も新作書籍を出し続けている貫井徳郎。イヤミスの名手であり、犯人を暴くまでの構成も見事でどれも読みごたえがあります。知られざる貫井徳郎作品の魅力と、『微笑む人』や新作小説『壁の男』など、貫井徳郎作品のおすすめをランキング形式でご紹介していきます。

イヤミスが心地よいミステリーの名手・貫井徳郎の魅力とは?

骨太ミステリーと巧妙なトリック、そして貫井徳郎作品を語るうえでは欠かせないイヤミス。ミステリー好きはもちろん、そうでない方にもぜひおすすめしたい現代ミステリー作家のトップに数え上げられる貫井徳郎。

 

高校一年生で初のミステリー小説を書き上げ、応募するも予選通過とはならず、その後もコンスタントに小説執筆をつづけコンテストに応募していきます。転機が訪れたのは1993年に仕事を辞め書き上げた『衝突』コンテストの最終候補になり絶賛を受けたことでした。

 

その後、ミステリー作家として成功し、近年では多くの作品がメディア展開されている、飛ぶ鳥を落とす勢いの流行作家に。これから面白いミステリー作品を読みたいという方は、この機会に貫井徳郎作品を読んでみてはいかがでしょうか。

そもそもイヤミスとは?

ミステリー作品に多いイヤミスとよばれるカテゴリで、単純に事件を解決してハッピーエンド、とはならずに事件後の人間関係を深く掘り下げているものであったり、事件がすべて解決できずにストーリ-を進行させることで読者がスッキリしない、というものです。

 

最近のミステリー作品に多い傾向といえるでしょう。イヤミス作品の特徴は、スッキリとさせない展開を用いて、読書後に作品に対してまたは作品が提示している社会問題や人間についてなどを深く考える機会を与えてくれることです。

貫井徳郎作品の選び方

貫井徳郎作品を総評すると、全体的に暗いトーンで心えぐるようなイヤミス。華麗なトリックや骨太なストーリーテリングはイヤミスがあるとわかってはいても、読み応えのあるものとなっています。自分に合った作品を選んで楽しく貫井徳郎を堪能しましょう。

メディア展開されている作品から選ぶ

あまり読書をしたことがない、ミステリー作品を読むのが初めて、という方は併せて映像作品やコミック化作品を読むと一層楽しめます。視覚的なイメージを一度頭の中にいれるだけでキャラクターや情景がいきいきするのでおすすめです。

貫井徳郎のテレビドラマ化されている作品

『犯罪症候群』、『乱反射』、『憑かれる』。実はこれ全て貫井徳郎作品というのはご存知でしたでしょうか?これらの作品をテレビドラマで見たことがあるという方は、原作小説を合わせて読むと、より貫井徳郎ワールドを楽しむことができるでしょう。

 

テレビドラマ化されているということから、多くの人に広く楽しめる作品が選ばれているということにもなりますので、あまり面白くなかったというリスクを減らせるのもうれしいポイント。

 

好きな俳優・女優の顔をイメージしながら読書をすれば、普通に読んでいては気がつかなかった作品の魅力に気付けるかもしれません。ドラマを借りてみるのであれば、ドラマのペースに合わせて読んでみるのも、楽しく読む秘訣ですのでおすすめです。

貫井徳郎の映画化されている作品

気軽にレンタルビデオ店で映画を借りて観るというのは、コストの割にすばらしい恩恵があるといえるでしょう。テレビドラマや漫画とは違い、短時間で作品の概要や視覚的イメージをつかめるので、読書の助けになるはずです。

 

映画はテレビドラマや漫画以上に予算がかかっているので、より豪華な視覚的イメージで読書を楽しむことができるのが最大の魅力。読書から始めるのは気が引ける、でも何となくのイメージをつかみたい、そんな方は映画から見始めるのがよいでしょう。

 

すでに映画を見ている方は、原作と異なる点や演出の違いもありますが作品の特徴や雰囲気をつかんではいますので、映画のイメージで読んでいくと作品をより楽しめます。

貫井徳郎の漫画化されている作品

漫画化されている作品を読んだことがあるかたは、やはりその原作小説から読み始めるとよいでしょう。映画やテレビドラマと比べると視覚的イメージが劣る部分がありますが、アニメや漫画が好きであればより作品の魅力が増すでしょう。

 

もし手元に漫画化作品があれば、読書後にもう一度漫画作品を読むことで原作小説の魅力的な場面が、漫画化作品のほうでも再現されていることに気付けるのでおすすめです。

 

漫画化されている作品は入手しづらいのが難点ですが、過去に読んだことがあるという方はぜひ原作小説を読むことをおすすめします。

貫井徳郎作品の作品の長さで選ぶ

はじめて貫井徳郎作品を読む方や普段から読書をあまりしない方、あるいは読書好きで自分は本の虫だと自負している方など、人によってどれくらい本を読んでいるかは異なります。自分のレベルなどに応じて、作品の長さで選ぶとより一層楽しく読書ができるでしょう。

貫井徳郎作品の長編作品

貫井徳郎作品のズッシリとした骨太なストーリーと、予想を裏切る展開を十分に楽しみたいという方にはぜひ長編作品から読まれることをおすすめします。

 

長編作品であっても、ストーリーの謎やトリック、事件の真相を追っているうちにあっという間に読み進めていたという爽快感もありますので、長編であっても特に気になさらなくてもいいかもしれません。

 

イヤミス作品が好き、あるいはミステリー好きという方に長編作品をおすすめします。貫井徳郎作品を初めて読む方でも、ミステリーが好きな方は長編作品からでも問題ありません。

貫井徳郎作品の短編作品

試しに貫井徳郎作品を読んで自分の肌に合っているかを確認したい、通勤・通学の合間のスキマ時間に読書をしている、という方には短編作品をおすすめします。

 

短編作品であっても、ドラマ化されるほどに人気の作品もありますので読み応え十分です。どちらかというと長編作品よりかはイヤミス感が薄れてはいますが、その分ストーリーのまとまりがあり、短くても楽しく読めるものが多いですね。

 

貫井徳郎作品の魅力がコンパクトに凝縮されていますので、貫井徳郎作品が初めての方やイヤミス作品に挑戦したい方は短編作品から読んでみてはいかがでしょうか。

貫井徳郎作品の雰囲気で選ぶ

イヤミスを取り扱っている作品が多い貫井徳郎。そんな貫井徳郎作品でも深い感動を与えるような比較的明るい作品も存在します。その時の気分などに応じて、作品がもつ雰囲気で作品を選ぶのもお気に入りの一冊を選ぶポイントです。

貫井徳郎作品の暗い作品

貫井徳郎作品はイヤミスが多かったり、人間の深い闇について追及している作品が多いですので、ダークな雰囲気を漂わせている作品が好きな方にはぜひ読んでいただきたいです。

 

事件の渦中に引き込まれるキャラクターたちの心理描写や、二転三転するストーリーのトリックは読み込めば読み込むほどに面白さが増します。暗い、といってもグロテスクな表現は少なく、どちらかといえば人間の心理という意味で暗い作品が多いです。

 

ストーリーが良い意味でスッキリしない、という魅力が非常にわかりやすい貫井徳郎作品。イヤミス好きのかたもイヤミス作品初心者の方も、少し雰囲気の暗い貫井徳郎作品を読んでみてはいかがでしょうか。

貫井徳郎作品の明るい作品

底抜けに明るくコメディ要素がかなり強い、といった作品はありませんが、ストーリーのラストでイヤミスを残しながら深い感動を覚える作品は存在します。

 

文体が軽く比較的肩の力を抜いて読めるものもありますので、こってりとしたミステリー・イヤミスではない作品を読みたい方におすすめです。また、人間関係に的を絞りラストに感動させる作品は、スっと光が差し込むような明るさを与えてくれます。

 

貫井徳郎作品をある程度読んだ方で、いつもとは違う貫井徳郎作品を味わいたい方にもおすすめです。もちろん、貫井徳郎作品が初めての方は明るめの作品で肩慣らししてもいいかもしれません。

貫井徳郎おすすめ作品ランキング20選

20位

幻冬舎

転生

近代医学の闇が見える作品

移植された心臓はドナーの記憶が残っているのだろうか。心臓移植を受けた大学生は、治療後の自分の趣味などの変化に戸惑いを隠せなかった。夢の中で出てくる見知らぬ女性の正体とは何か。やがてその大学生は、夢を頼りにドナーの家族との接触を図るタブーを犯す

 

現代医学の闇に触れる、本格ミステリー作品です。

ページ数 461ページ メディア展開
19位

文藝春秋

壁の男

ラスト一行ですべてが見える

ノンフィクションライターの私は、決して上手くない奇妙なイラストを壁に描き続ける寡黙な男に取材を試みる。彼はなぜ絵を描き続けるのか。背景にある苦しい人生に、胸が締め付けられるような気持ちになります。

 

言葉が詰まるような感覚と、最後の一行ですべてが見える世界観に感動する傑作です。

ページ数 348ページ メディア展開
18位

集英社

天使の屍

父親の奮闘と子どもたちの世界

中学生の息子がマンションから飛び降り自殺した。突然の出来事に気持ちの整理がつかない父は、その真相を探るべく動き始める。やがて息子と同じ中学の子どもが連続して自殺。果たしてこの事件の鍵はどこにあるのか。

 

息子のために奮闘する父の姿と、子どもたちの中にある価値観や見えているものについて、再考させられるような内容になっています。

ページ数 328ページ メディア展開
17位

幻冬舎

さよならの代わりに

貫井徳郎作品を初めて読む方におすすめ

軽快なタッチで表現された、SF青春系とミステリーの良いとこどりをしたような作品。貫井徳郎作品の中では比較的読みやすい内容のため、初めて読む方におすすめです。話のところどころでトリックが散らばっており、読み進めるのが楽しい1冊です。

 

劇団駆け出し役者の前に現れる未来人の女の子。彼女は劇団内で起きた事件を解決するためにやってきたという。彼女の存在とは、そして彼女の真の目的とは。

ページ数 522ページ メディア展開
16位

新潮社

灰色の虹

男の復讐劇が描かれている

身に覚えのない殺人罪を負わされた主人公。事件は主人公からたくさんのものを奪いました。出所後の主人公は、自分を陥れた犯人を見つけ復讐しようと試みる。次々と殺される人々、主人公が罪を犯してまで手に入れたかったものとは何か。

 

人間の絶望と孤独、そして深い底の部分を見られる作品です。

ページ数 730ページ メディア展開
15位

新潮社

迷宮遡行

迷宮に惑わされる中で余韻の残るラスト

置き手紙を一つ残して、愛する妻が突然失踪した。失業している主人公の男は、妻の行方を追う。彼の前に立ちはだかる暴力団や妻の謎。主人公の視点が変わりながら話は進んでいきます。タイトルの通り、迷宮に陥れられる様が見事に描かれています。

 

余韻の残るラスト展開、何かを考えさせられます。

ページ数 380ページ メディア展開
14位

講談社

被害者は誰?

当てはまる人物は誰か考えながら読み進める

豪邸の庭に埋められていた死体は一体誰なのか、など難事件の数々。それを解き明かすのは、イケメンミステリー作家・吉祥院慶彦。4編からなる中編のミステリー小説です。普段の貫井徳郎作品とはひと味違う内容になっていて、非常に楽しく読み進めることが出来ます

 

大きく驚くような仕掛けというより、良く練られた濃厚なストーリーです。被害者は誰なのか、一緒に考えながら読み進めると面白さが増すのでおすすめです。

ページ数 400ページ メディア展開
13位

文藝春秋

夜想

Amazonで詳細を見る
\最大半額クーポンキャンペーン開催中!!/ Yahoo!ショッピングで詳細を見る

『慟哭』のテーマである新興宗教に触れられた作品

事故で家族を失った男と特殊能力を持つ女が出会うことで、男の運命が変わり話が展開していきます。女の力で人々は救われ始めるが、その先に待ち受けるものとは。悲しみを抱える心と救いを求める人々の情が見える作品です。

 

新興宗教を通して見える魂の絶望が記されています。貫井徳郎作品の中では比較的後味の良い作品です。

ページ数 542ページ メディア展開
12位

幻冬舎

宿命と真実の炎

山本周五郎賞を受賞した話題作の続編

『後悔と真実の色』の続編である本作は、警官連続殺人事件と退職した刑事にスポットが当てられた作品になっています。前作を読んでから本作に手をかけるのをおすすめします。貫井徳郎渾身の長編ミステリー。

 

人間の信頼と根底にある寂しさを垣間見ることが出来る展開になっており、後半の展開は予測不能で読み応えのある1冊です。

ページ数 483ページ メディア展開
11位

双葉社

我が心の底の光

衝撃のラストが忘れられない

豊かさとかけ離れた子ども時代を過ごした少年が主人公のお話。心を閉ざしてしまった少年は、学校でいじめを受ける。ただその中で、同級生の一人だけが手を差し伸べてくれた。そして大人になった主人公は、ある計画を実行する。

 

ネグレクトが与える子どもへの影響と、生きることの執念、暗闇に埋もれた心から見る一筋の光とは何か。最後の展開が脳裏に残り、離れないような展開が待ち受けています。涙なしには読めない1冊。

ページ数 344ページ メディア展開
10位

東京創元社

光と影の誘惑

ストーリー・イヤミス・ミステリー、すべてが作りこまれた初めての貫井徳郎作品として最高の一冊

酒場で意気投合した、普段なら出会うことのない銀行員の西村と飯場暮らしの小林。ストレスと貧乏で苦しんでいる二人が計画した現金輸送車強奪。計画を実行に移すその時に、、、(表題作『光と影の誘惑』)

 

読みやすい、けれどこだわりが随所で感じられる作者渾身の短編集。どの作品も非常に丁寧に作りこまれているので、ミステリー初心者の方にこそおすすめしたい作品となっています。

 

読みやすさもありながら、貫井作品作品特有のイヤミスも味わえる贅沢な作品。はじめの一冊としても、貫井作品好きの方にもおすすめできる広くおすすめできる一冊です。

ページ数 354ページ メディア展開
9位

双葉社

殺人症候群 <新装版>

症候群シリーズのラストを飾る、骨太傑作ミステリー

1995年に刊行された症候群シリーズの最終章。一見関係のないと思われた事件と事件、人と人とが複雑に絡まりあいながら「正義とは何か」に深く貫井徳郎の鋭い視点でメスを入れた、700ページ超の傑作巨編。

 

『失踪症候群』『誘拐症候群』を先に読まれることをおすすめするのでこの順位になりましたが、ストーリーの妙とハードボイルド・ミステリー・ドラマが素晴らしくまとまっている点は一読の価値ありといえるでしょう。

 

一度でいろんな醍醐味を感じたい方や骨太なストーリーテリングを楽しみたい方にぜひおすすめしたい作品です。

ページ数 712ページ メディア展開 テレビドラマ化 2017年
8位

文藝春秋

追憶のかけら

二つのミステリーとは裏腹にスッキリとしたラストがうれしい

お世辞にも出世街道まっしぐら、とはいえない頼り気のない大学講師・松島。事故により愛妻を失ってしまった松島は、その悲しみを忘れようと自殺を遂げた作家の未公開の手記を手に入れ、その自殺の真相を解き明かそうとするのですが…

 

物語の巨大なバックボーンとして横たわる陰湿な悪意と、頼り気のない主人公が陥る罠、そして作家の自殺の謎というコントラストがすばらしい作品。作家の自殺・主人公がハマる罠という2段構成と、めくるめくトリックの応酬はさすがといえます。

 

貫井徳郎作品お得意のイヤミスは影をひそめ、スッキリとしたラストは必見です。イヤミスがあまり得意でない方におすすめ。

ページ数 659ページ メディア展開
7位

角川書店(角川グループパブリッシング)

崩れる 結婚にまつわる八つの風景

貫井徳郎独自の世界観でありつつスッキリとまとめあげられた短編集

8つの結婚にまつわるテーマ「家族崩壊」「DV」「公園デビュー」など、結婚に潜む狂気や闇を暴き出した珠玉の短編集。

 

結婚という一つのお題から紡がれる8つの物語は、どれも完成度が高くそして違った趣向のものなので飽きずに読むことができます。男女の関係性、家族の在り方を貫井徳郎独自の文体で軽やかに、そして深くストーリに昇華させています。

 

適度にイヤミスを感じられ、物語としての簡潔さも相まって初めて貫井徳郎作品を読む方や、スキマ時間で読書している方におすすめできる作品となっています。

ページ数 328ページ メディア展開 テレビドラマ化 2011年
6位

幻冬舎

後悔と真実の色

事件の真相にせまる迫る、執念にかられた刑事に待つラストとは

殺害された遺体の指が斬り取られる、連続殺人事件を担当することとなった主人公の西条。捜査一課のエースである西条は階級も性格も全く違うチームを取りまとめ捜査にあたっていくなか、西条の個人的なスキャンダルが週刊誌に取り上げられてしまい…

 

絶望にくれながらも事件の真相に食らいついていく主人公の魅力が光る傑作長編。第23回矢本周五郎賞を受賞した作品だけあり、読ませるストーリーは圧巻です。

 

ミステリー展開もさることながら、心理描写がかなり濃い作品ですのでそこに注目して読んでいただけるより一層楽しめるはずです。

ページ数 689 メディア展開
5位

実業之日本社

微笑む人

犯人の動機、過去の事件、そしてラストのイヤミス、貫井徳郎作品の中でもラストの難解さは必見

妻子殺害の動機は「本が増えて家が手狭になったから」と語る夫で殺人犯の仁藤。その仁藤が起こした事件をノンフィクションにまとめ上げようとする小説家の「私」。誰もがいい人と評する仁藤の周囲を調べていくうちに浮き上がる真相とは…

 

すでに起きてしまった事件を端に発し、「私」がインタビュー形式で事件の真相を明かしていくミステリーです。次々と浮き彫りになる新たな事件と、独特のスタイル・展開が特徴的です。

 

貫井徳郎作品の中でも特にラストが難解かつイヤミスが残るのでご注意を。ただ、作品の力強さと、ストーリーの読みやすさもありますので、貫井徳郎作品が初めての方にもおすすめです。

ページ数 368ページ メディア展開
4位

東京創元社

プリズム

複数の視点から見る事件の真相とは

容姿端麗の女教師が自宅で殺害。捜査線上に浮き上がった、彼女の同僚が犯人と目され、そのまま事件は終わると思われたのですが…

 

表題の『プリズム』の通り、光が屈折するがのごとく複数の登場人物が犯人を捜していくことで、事件究明の過程が幾重にも紡がれミステリー感を演出させています。貫井徳郎作品の中でも特にトリッキーな作品といえます。

 

ラストというよりも、事件を解決していくその過程に注目すると楽しめる作品です。ミステリーよりもドラマが好きという方におすすめ。

ページ数 295ページ メディア展開
3位

東京創元社

愚行録

あの家族になにが、浮き上がる巨大な人間の闇

順風満帆な家族、しかし無残にも殺害された彼ら。その家族について友人、知人、近所の人間らがインタビュー形式で答えていくことで展開される渾身のミステリー傑作。

 

2017年には妻夫木聡主演で映画化もされた作品です。インタビュー形式でストーリーが進行していくので読みやすさはありますが、後味の悪い事件と事件を語る人間たちの悪意が前面に出ているので、やはり貫井徳郎節全開といえます。

 

映画も非常にすぐれているので、ぜひ一緒に鑑賞されることをおすすめします。どちらかといえば映画のほうがマイルドなので、映画から先にご鑑賞されることをおすすめします。

ページ数 320ページ メディア展開 映画化 2017年
2位

東京創元社

慟哭

デビュー作、そして貫井徳郎の代表作のひとつである傑作ミステリー

立ち行かない幼女誘拐事件。警察内部で生じる不協和音。若手キャリアの課長のスキャンダルを探るマスコミ。事件と同時進行する人間の弱さを描く心理描写が心を打つ傑作長編ミステリー。

 

ミステリーとしての楽しさが十分であることは間違いがないのですが、描かれる人間の心理が素晴らしいのでミステリー初挑戦という方にもおすすめしたい作品となっています。

 

デビュー作でありながら今もなお力強くその異彩を放つ素晴らしい作品です。ラストだけでなく事件解決の過程も楽しんでお読みください。

ページ数 418ページ メディア展開
1位

朝日新聞出版

乱反射

なぜあの時こんなことを、人間の内部を照らし出した傑作長編ミステリー

誰もが自分を善人だと思っている。誰もがこれくらいのことは今までした善行に比べれば、ささいな悪事だと思い、忘れてしまう。そんなエゴイズムの、まさに乱反射が起こした、ある事件とは…

 

2018年にテレビドラマ化されたことが記憶に新しい、貫井徳郎作品でも文句なしにトップレベルの面白さである傑作長編。様々なキャラクターと誰もがしてきたかもしれない出来事がおりかさなっていくストーリーの緻密さは圧巻です。

 

貫井徳郎作品をこれから読もうという方にぜひおすすめしたい傑作です。600ページと長めではありますが、時間を忘れさせる魅力が光ります。

ページ数 600 メディア展開 テレビドラマ化 2018年

貫井徳郎作品のおすすめ商品一覧比較表

商品 商品リンク 特徴 ページ数 メディア展開
1
アイテムID:5070991の画像
乱反射 886円

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なぜあの時こんなことを、人間の内部を照らし出した傑作長編ミステリー

600 テレビドラマ化 2018年
2
アイテムID:5070989の画像
慟哭 802円

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デビュー作、そして貫井徳郎の代表作のひとつである傑作ミステリー

418ページ
3
アイテムID:5070986の画像
愚行録 756円

詳細を見る

あの家族になにが、浮き上がる巨大な人間の闇

320ページ 映画化 2017年
4
アイテムID:5070983の画像
プリズム 756円

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複数の視点から見る事件の真相とは

295ページ
5
アイテムID:5070978の画像
微笑む人 670円

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犯人の動機、過去の事件、そしてラストのイヤミス、貫井徳郎作品の中でもラストの難解さは必見

368ページ
6
アイテムID:5070937の画像
後悔と真実の色 946円

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事件の真相にせまる迫る、執念にかられた刑事に待つラストとは

689
7
アイテムID:5070927の画像
崩れる 結婚にまつわる八つの風景 648円

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貫井徳郎独自の世界観でありつつスッキリとまとめあげられた短編集

328ページ テレビドラマ化 2011年
8
アイテムID:5070925の画像
追憶のかけら 1,210円

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二つのミステリーとは裏腹にスッキリとしたラストがうれしい

659ページ
9
アイテムID:5070919の画像
殺人症候群 <新装版> 1,030円

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症候群シリーズのラストを飾る、骨太傑作ミステリー

712ページ テレビドラマ化 2017年
10
アイテムID:5070909の画像
光と影の誘惑 756円

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ストーリー・イヤミス・ミステリー、すべてが作りこまれた初めての貫井徳郎作品として最高の一冊

354ページ
11
アイテムID:5235250の画像
我が心の底の光 713円

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衝撃のラストが忘れられない

344ページ
12
アイテムID:5235277の画像
宿命と真実の炎 1,960円

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山本周五郎賞を受賞した話題作の続編

483ページ
13
アイテムID:5235304の画像
夜想 4,314円

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『慟哭』のテーマである新興宗教に触れられた作品

542ページ
14
アイテムID:5235320の画像
被害者は誰? 681円

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当てはまる人物は誰か考えながら読み進める

400ページ
15
アイテムID:5235352の画像
迷宮遡行 616円

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迷宮に惑わされる中で余韻の残るラスト

380ページ
16
アイテムID:5235372の画像
灰色の虹 1,034円

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男の復讐劇が描かれている

730ページ
17
アイテムID:5235388の画像
さよならの代わりに 755円

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貫井徳郎作品を初めて読む方におすすめ

522ページ
18
アイテムID:5235408の画像
天使の屍 1,362円

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父親の奮闘と子どもたちの世界

328ページ
19
アイテムID:5235424の画像
壁の男 1,400円

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ラスト一行ですべてが見える

348ページ
20
アイテムID:5235441の画像
転生 713円

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近代医学の闇が見える作品

461ページ

貫井徳郎の新作『壁の男』

現在の貫井徳郎新作小説は、ランキング19位でもご紹介した『壁の男』です。

 

ライターが取材を試みて話が展開していきますが、ライターは彼の真相を知ることが出来ません。読者の私たちにだけ明かされる、男の悲しい過去。不幸でいっぱいの展開に、読了後は胸が苦しくなった、との声が多く見られます。

 

 

読書後に気になるほかのイヤミス作家・作品

貫井徳郎作品を読んでいくと、ほかにイヤミス作品はないのだろうか?と気になってしまうことだと思います。もし貫井徳郎作品を通してイヤミス作品が好きになりましたら、ほかの作家さんや作品でもっとイヤミス作品のお気に入りを増やしていけたらよいでしょう。

 

代表的な作家だと湊かなえ、代表作は『八日目の蝉』『告白』、沼田まほかる・代表作『ユリゴコロ』などが有名でしょう。近年、目覚めしくイヤミス作品は人気を博しているので、貫井徳郎作品からどんどん読んでいき、イヤミスマスターを目指しましょう。

ミステリー・イヤミス作品が好きな方におすすめ

貫井徳郎作品を味わう

ここまで貫井徳郎作品をランキング形式でご紹介していきましたがいかがでしょうか?選び方も参考書にして頂いて、ぜひお気に入りの一冊を見つけていきましょう。独特のストーリーとイヤミスで素敵な読書ライフをお楽しみくださいね。

ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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