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必読必至ノーベル文学賞作家・大江健三郎作品おすすめランキング10選

ノーベル文学賞を受賞した世界的文豪・大江健三郎。難解な作品のイメージや敷居が高くて読んでいないという方は多いはず。ここでは大江健三郎作品の特徴をわかりやすく解説したあとに、ランキング形式で大江健三郎作品を紹介していきます。

必読必至のノーベル文学賞作家・大江健三郎作品が放つ色あせない魅力

現在、日本に二人しかいないノーベル文学賞を受賞した日本文学界のトップの一人に数え上げられる文豪・大江健三郎。東京大学仏学在学中に『死者の奢り』を発表し、大きな注目と称賛を集め、学生作家として華々しいデビューを飾ります。

 

戦後の日本の立ち行かない状況で、どうすることもできない人々を描く作風が強い初期作品から、息子である大江光が生まれたことにより色合いが変化した中期、そして自らレイトワークと位置付けた後期作品まで、どこをとっても非常に興味深い作品が数多いのが魅力です。

 

日本を代表する文豪の作品ということもあり、読書好きでも実は読んだことがない、あるいは敷居が高くおいそれとは読めなかった、という方も多いのでは?ここでは大江健三郎作品をわかりやすく解説した後に、おすすめの大江健三郎作品をご紹介していきます。

大江健三郎作品の選び方

どんな作品が自分に合っているのかを考える場合、普段自分が手に取り読む作品について考えることが、作品を選ぶ最良の手段となるでしょう。ちょっとしたコツさえつかんでしまえば読んだことがない作家の作品であっても、自分のお気に入りの作品とすることも難しくはありません。

大江健三郎作品の作品が作られた時期から選ぶ

大江健三郎作品は大まかに初期・中期・後期と分けることによって作風の違いやテーマの変遷、読みやすさなどが変化しています。それぞれの特徴にあわせて読みたい作品を選ぶと自分がどの時期の作品が好きなのかを理解できるでしょう。

大江健三郎作品の初期作品

大江健三郎自身のいじめの体験や、カミュ、パスカルなどを愛読してきたこともあり政治思想が顕著にあらわれた作品が多いのが初期作品にあたります。とっつきにくいと思われがちな難解なテーマが含まれてはいるのですが、意外と文体としては読みやすいですね。

 

初めて大江健三郎作品を読むという方には初期作品をおすすめします。芥川賞を受賞し初期衝動が感じられながらも、老成し鋭い観察眼で施された物語のデティールも素晴らしいです。大江健三郎が今後発表される作品のテーマを大きく扱った作品も多いですね。

 

大江健三郎の魅力が明快に理解できるうえに、読みやすい作品が比較的多いので、読書が苦手というかにも強くおすすめします。

大江健三郎作品の中期作品

芥川賞を受賞し、60年代という日本文学が最高に脂ののった時代の寵児となった大江健三郎。今までの作風にセクシュアリティが加味されたり、また子供が生まれたことにより、大江健三郎自身と息子との関係性が強調された作品がみられるようになります。

 

大江健三郎作品の中期作品は重厚で、テーマが難解であったり難しい言い回しの多用がみられ読書に慣れた方でないと読みにくい作品もありますね。大江健三郎作品入門としては微妙ですがある程度大江健三郎作品を読んだ方ならばむしろおすすめできます。

 

むずかしさもありますが、あえて難解な作品に取り組みたいと考えている方や、重厚な作品に惹かれている方におすすめです。

大江健三郎作品の後期作品

レイトワークと大江健三郎自身が位置付けている後期作品。中期からみられる宗教的観念が熟成作品群がみられます。また、いままでの作品を俯瞰して、その作品群を今一度振り返るといった手法がとられているのが後期作品の大きな特徴でもあります。

 

初期・中期よりも文体だけをみればスッキリとしたものになり読みやすさがあります。しかし作品によっては今までの大江健三郎作品を読んでいないと楽しめないものもありますのでご注意を。

 

自らの作品にかかわらず大江健三郎が触発され影響を受けてきた作品や芸術などに言及し、引用された作品もありますので初期・中期作品と比べて広大な大江健三郎作品世界を楽しむことができます。読みやすさでは入門の方におすすめ、世界観は読書好きにおすすめです。

大江健三郎作品の作品の長さで選ぶ

読書をする時間を一日の中で多く設けている方や、スキマ時間でコンパクトに読書を楽しむ方などライフスタイルに合わせて読書の仕方というものは大きく変わってきます。自分の読書が一日あるいは一週間でどれくらい時間をかけられるのかを考えて、短編・長編を選ぶとよいでしょう。

大江健三郎作品の長編作品

大江健三郎作品の長編作品は、作品により語彙のむずかしさが際立っていたり、セリフが方言であること作品も多くはないですが存在しますので、ある程度読書が習慣になっている方におすすめします。

 

残酷な人間関係や、圧倒的な不可抗力の中で絶望するシチュエーションなどが多くの作品にみられ、ある程度文学に触れているとより一層楽しむことができるでしょう。カミュ・サルトルなどの作家が好きな方はすんなりと読むことができるでしょう。

 

また、大江健三郎作品が初めての方でも、読書が習慣になってはいない言う方でも子供がテーマになっている作品やレイトワークと自身が読んでいる後期作品は比較的読みやすい傾向がありますので、そちらから大江健三郎作品の魅力を味わうのもおすすめです。

大江健三郎作品の短編作品

これから大江健三郎作品を読み始めようと考えていること方や、ライフスタイルの中で読書の時間を細かく割り当てている方におすすめです。大江健三郎の重厚な作風もあり、読書に慣れていない方には敬遠されがちですが、短いながらも印象の残る文体なのでおすすめです。

 

通勤・通学の合間や眠るまでの時間で少しずつ読んでいけば、反すうしてじっくりと大江健三郎の作品世界を味わうことができるでしょう。短編から読んでいけばとっつきにくいと思われがちな文豪・大江健三郎も、意外と親しみを込めて読めることに気が付くはずです。

 

読書好きの方は物足りないという理由で短編を専攻の基準に入れない方も多いですが、大江健三郎の短編作品はズドンと重厚で目が覚めるような作品ばかりなのでぜひ一読することをおすすめします。

大江健三郎作品のイメージ・雰囲気で選ぶ

大江健三郎作品は初期から後期までの雰囲気を総評すると全体的に暗いといえるでしょう。戦後の日本に強く影響を受けたことを考えれば納得ではあるのですが、暗い作品が苦手であったりする方もいらっしゃるかと思います。底抜けに明るいということではないですが、人間の再生や生きる喜びといってテーマが織り交ぜられている作品もあります。

大江健三郎作品の暗い雰囲気の作品

文学作品や小説作品の暗い雰囲気が漂うような作品が好きという方には大江健三郎作品を強くおすすめできます。単純な残酷描写の羅列ではなく、大きな社会的背景のなかで精神的・肉体的に虐げれている、混迷している人間関係を取り上げるようなことが多いです。

 

じっくり思索に耽け、人生のテーマや社会的な問題、政治的思想に取り組みたい方にもおすすめでしょう。文学としては言わずもがなの最高品質なのですが、投げかけられる社会的テーマも深遠ですので、考えることが好きな方におすすめです。

 

とっつきにくい、難解な作品も多くはありますが、腰を据えてそういった難しい作品と対峙するのも読書の楽しみ方の一つ。大江健三郎作品から読み方を変えてトライするのもいいかもしれません。

大江健三郎作品の明るい雰囲気の作品

エンターテイメント性が高く抱腹絶倒、といった作品はほとんど皆無ではありますが、こんな状況の中でも再起し、暗く立ち込めた暗雲から一筋の陽光が差し込むような、対比の上での明るい雰囲気を持つ作品も存在します。

 

ですので、とにかく楽しい気分にという理由で読むのではなく、自分と向き合って今より好転させたいと考えている方や、救われるような作品を読みたいという方におすすめでしょう。設定の妙という意味で明るい作品も少しですが存在します。

 

大江健三郎作品を読みたいけれど、あまりにも暗すぎる作品はちょっと、と考えている方は比較的後期作品であればそこまで暗い作品も薄れ、文体の読みやすさもありますのでおすすめです。

ノーベル文学賞作家・大江健三郎作品のおすすめランキング10選

第10位

岩波書店

ヒロシマ・ノート (岩波新書)

価格:450円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

原爆、そしてその犠牲者の方々について今一度考える機会を与えてくれる渾身の随筆

大江健三郎中期作品にあたる随筆。戦後約20年で発表された『ヒロシマ・ノート』は、実際に大江健三郎が広島を訪れ取材を重ね、第九回水爆禁止世界大会に記者として参加した経験によりまとめられたノンフィクションの作品になります。

 

アメリカ側の意見、日本人の意見、そして実際に原爆の被害にあい原爆によって奪われた家族・友人を持つ人々の生々しい証言をもとに、原爆とはどのようであるかを鋭い文体で暴いた作品です。

 

原爆と戦争、そして犠牲となった人々、こういったテーマではあるので暗い雰囲気ではありますが、戦後の平和な日本で暮らす私たちに今一度、戦争というものを感がさせてくれる良書です。

ページ数186ページ発表された期間中期
第9位

講談社

静かな生活 (講談社文芸文庫)

価格:1,512円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

伊丹十三監督による映像化もされた大江健三郎作品の中でも明るい作品

絵本作家として成功をめざす主人公・マーちゃん。弟のマーちゃんと、天才的な温雅の才能を持ちながら障碍者である兄のイーヨーと家の留守を預かることになりました。海外出張で家を留守にする父母、家長のいない家で起こる数々の騒動が起きていくのですが…

 

非常にゆったりとしたユーモラスが全体に漂う、大江健三郎作品の中でも比較的明るい作品。落ち着いたリズムある文体と、家族を見つめる視点が心地よい作品ですね。伊丹十三監督作品にもなっており、併せて鑑賞することをおすすめします。

 

大江健三郎作品は暗くて気が進まないという方に強くおすすめできる中期作品です。中期作品のなかでも後半の作品ですので、読みやすい文体です。

ページ数328ページ発表された期間中期~後期
第8位

新潮社

同時代ゲーム (新潮文庫)

価格:907円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

大江健三郎の創造力が爆発した難解作品

大江健三郎作品の中でも特に難解かつ奇怪な設定の妙がすばらしい中期作品。非常に読みにくい文体かつ表現ですので、読書が得意な方や大江健三郎作品の世界観が好きな方には強くおすすめできる作品です。

 

難解で語彙レベルも非常に高いので簡単には理解ができないといってもいいのですが、中盤からようやく反芻しながら意味を砕くことができ、大江健三郎の世界観の広大さにただただ驚かれることかと思います。

 

抽象的な表現と虚実が入り乱れる内容ではあるので、ストレートな物語が読みたいかにはおすすめできませんが、独特な世界観が好きな方や、文学好きな方は大変満足できる、大江健三郎作品の中でもトップレベルの作品です。

ページ数608ページ発表された期間中期
第7位

新潮社

個人的な体験 (新潮文庫)

価格:594円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

初期から中期への変遷を決定づけた大江健三郎代表作

予備校講師である主人公・鳥(バード)子供が生まれるというのに、アフリカへの旅行を夢見ている夢想家です。生まれた我が子は頭の異常がみられる障害を持った子供で、それを理由に逃避行をし現実から逃れようとするのですが…

 

大江健三郎自身の体験がもとになった初期から中期へと転換するきっかけをつくる中期作品のひとつ。主人公の設定や登場人物が変わってはいますが、初期作品にみられる状況からの逃避行から、克服へとテーマの変遷がみられます。

 

底抜けに明るい、というわけではありませんが大江健三郎作品群と比べると比較的明るさがみられる作品。ストレートな内容・ストーリーではありますので、初めて読む方にもおすすめです。

ページ数258ページ発表された期間中期
第6位

新潮社

芽むしり仔撃ち (新潮文庫)

価格:529円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

抑圧から放たれた少年たちが手にしたのは真の自由だろうか

時代は太平洋戦争の末期。当時の少年院にあたる感化院の少年たちは山奥の村に集団疎開をすることになり、そこで村人たちによる強制労働をすることになります。しかし、疫病が発生したことにより村人たちの実は非難し、少年たちは村に残されたのですが…

 

大江健三郎作品の初期代表作である本作。少年が大人たちの手から離れ、自主的に生活を送らなけらばならいシチュエーションという、比較的多くの作家が挑んできたテーマの中でも最高傑作の一つに数え上げられるでしょう。

 

服従とは何だろうか、国と国、人と人への服従や支配が簡潔にまとめられ重厚なテーマを味わえるすばらしい作品です。初期作品でも読みやすい部類なので、初めての方にもおすすめできる作品です。

ページ数240ページ発表された期間初期
第5位

新潮社

見るまえに跳べ (新潮文庫)

価格:637円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ありありと描かれた人間をめぐる残酷さ

アルコール水槽にある死体を別の水槽に移し替えるアルバイト。一日で終える作業で必要以上のことを考えずに応募をした主人公の僕。そのバイトで妊娠をした女学生と出会い、本当は堕胎するためにこのアルバイトに応募した、という事実を聞くのですが…(収録作品『死者の奢り』)

 

大江健三郎の初期短編作品を集めた短編集。人と人との残酷で、あらがえない関係性をありありと表現した短編が収録されています。圧倒的な絶望や、むごたらしさが鮮やかに描かれていますが、大江健三郎作品の魅力が凝縮されています。

 

初期作品の特徴である、作品が持つ衝動に胸をつかまれるような思いになること必至です。人間の本質に差し迫った作品を読みたい方におすすめです。

ページ数368ページ発表された期間初期
第4位

講談社

取り替え子 (講談社文庫)

価格:734円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

さらなる高みへの昇華を感じさせるレイトワーク代表作

国際的な作家である主人公・古義人は、自殺をした義理の兄・吾良の悲しみをいやすためにドイツへ。そこで偶然、吾良の自殺の手がかりをみつけ、あるシステムを使い亡き吾良と会話を始めるのですが…

 

自らレイトワークと位置付けた後期作品の代表作。今までの自身の著作や影響を受けた作家・作品などからの引用を用いたメタ要素を含む作品。また、中期以降から見られる大江健三郎の家族をモチーフにあてる要素もみられます。

 

感動的な内容となってもいますし、文体もすっきりと読みやすくなっています。様々な引用や大江健三郎作品の鑑賞を前提に読むと非常に楽しめる作品です。

ページ数392ページ発表された期間後期
第3位

新潮社

燃えあがる緑の木〈第1部〉「救い主」が殴られるまで (新潮文庫)

価格:680円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

魂・神話・人間の普遍のテーマが織り交ざる大江健三郎の大傑作

本作で引退を宣言していた本作。本作は1~3部の大巨編となっておりますが、2部を発表後にノーベル文学賞が決定しました。のちに引退を撤回することになった大江健三郎。レイトワーク後の作品ではないですが、引退を決意した作品なので後期作品といえるでしょう。

 

神話的ストーリーと普遍的テーマ、そして魂への思索とが織り交ざり、大江健三郎の創造力が遺憾なく発揮された大傑作といえるでしょう。テーマが重厚かつ深遠で理解に時間がかかる内容ではありますが、圧倒的な世界観は必読の価値ありといえます。

 

内容が抽象的でわかりにくさはあるものの、ノーベル文学賞受賞を決定づけたといっても過言ではない、大江健三郎作品の大傑作です。

ページ数368ページ発表された期間後期
第2位

講談社

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

価格:1,782円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

国内外で議論を呼び賛否がわかれたノーベル文学賞受賞の決定打となった作品

精神障害の子を持ち親友に先立たれた主人公の根所蜜三郎。さらに60年の安保闘争で挫折し、満身創痍であった蜜三郎は弟の誘いで癒しを求めるために故郷の四国へ。自分の祖先が万延元年の一揆の指導者であることを現在の自分に重ねて思いを巡らせるのですが…

 

若干32歳で執筆し、大いに国内外で議論を呼んだ異色作。決して異色作だけになっているというのではなく、ノーベル文学賞を受賞した要因の一つともいわれる傑作です。1967年に谷崎潤一郎賞を受賞しました。

 

独特な文体は読みにくさがありますが、作品のレベルは世界的な作家と比べてそん色劣らず、それだけでなく世界的にも指折りの名作といえるでしょう。文豪作品好きならば一度は読みたい名作です。

ページ数492ページ発表された期間中期
第1位

新潮社

死者の奢り・飼育 (新潮文庫)

価格:594円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

大江健三郎の独自性が開花した芥川賞受賞作品

主人公である僕の住む村に突如、墜落することで物語は始まります。墜落した飛行機は敵兵のもので、戦時下という状況もあり主人公を含む子供たちは、飛行機に乗っていた黒人兵を捕虜にするのですが…

 

若干23歳で執筆し、川端康成からも絶賛された『飼育』を含む短編集。この作品で芥川賞を受賞することになります。大江健三郎作品には欠かせない不可抗力や服従、人間の生々しさが顕著に表れた傑作。

 

大江健三郎を語るうえでは外せない短編が詰め込まれた珠玉の短編集といえるでしょう。試しに読んで大江健三郎の作品世界を味わうにはもってこいの短編集といえます。

ページ数320発表された期間初期

大江健三郎作品の商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
    アイテムID:5069088の画像

    新潮社

  • 2
    アイテムID:5068852の画像

    講談社

  • 3
    アイテムID:5068834の画像

    新潮社

  • 4
    アイテムID:5068826の画像

    講談社

  • 5
    アイテムID:5068824の画像

    新潮社

  • 6
    アイテムID:5068809の画像

    新潮社

  • 7
    アイテムID:5068775の画像

    新潮社

  • 8
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    新潮社

  • 9
    アイテムID:5068756の画像

    講談社

  • 10
    アイテムID:5068736の画像

    岩波書店

  • 商品名
  • 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)
  • 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)
  • 燃えあがる緑の木〈第1部〉「救い主」が殴られるまで (新潮文庫)
  • 取り替え子 (講談社文庫)
  • 見るまえに跳べ (新潮文庫)
  • 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)
  • 個人的な体験 (新潮文庫)
  • 同時代ゲーム (新潮文庫)
  • 静かな生活 (講談社文芸文庫)
  • ヒロシマ・ノート (岩波新書)
  • 特徴
  • 大江健三郎の独自性が開花した芥川賞受賞作品
  • 国内外で議論を呼び賛否がわかれたノーベル文学賞受賞の決定打となった作品
  • 魂・神話・人間の普遍のテーマが織り交ざる大江健三郎の大傑作
  • さらなる高みへの昇華を感じさせるレイトワーク代表作
  • ありありと描かれた人間をめぐる残酷さ
  • 抑圧から放たれた少年たちが手にしたのは真の自由だろうか
  • 初期から中期への変遷を決定づけた大江健三郎代表作
  • 大江健三郎の創造力が爆発した難解作品
  • 伊丹十三監督による映像化もされた大江健三郎作品の中でも明るい作品
  • 原爆、そしてその犠牲者の方々について今一度考える機会を与えてくれる渾身の随筆
  • 価格
  • 594円(税込)
  • 1782円(税込)
  • 680円(税込)
  • 734円(税込)
  • 637円(税込)
  • 529円(税込)
  • 594円(税込)
  • 907円(税込)
  • 1512円(税込)
  • 450円(税込)
  • ページ数
  • 320
  • 492ページ
  • 368ページ
  • 392ページ
  • 368ページ
  • 240ページ
  • 258ページ
  • 608ページ
  • 328ページ
  • 186ページ
  • 発表された期間
  • 初期
  • 中期
  • 後期
  • 後期
  • 初期
  • 初期
  • 中期
  • 中期
  • 中期~後期
  • 中期

まとめ

これまで大江健三郎作品のおすすめをランキング形式でご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?難解であったり独特の表現がわかりにくい、というイメージが強いですが中には読みやすく、心振るえる感動を体感できる作品もたくさんあるということがお分かりいただけ他ことかと思います。是非この機会に大江健三郎作品を楽しんでください。

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