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本当におすすめしたい人気の石田衣良作品ランキング10選

ドラマ・映画化もされ、非常に人気の高い石田衣良作品ですが、多作であるためどれにしようか悩むことかとおもいます。ここでは石田衣良作品の魅力や、選ぶ際のコツを紹介しながら、本当におすすめしたい石田衣良作品をランキング形式でご紹介していきます。

石田衣良作品の魅力とは?

TOKIOの長瀬智也さん主演ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で一躍超人気小説家になった石田衣良。映画化などもされたり、非常に多作で良質な作品が多いので本屋さんなどで見かけたことがあるかたは多いかと思います。

大学卒業後、フリーターで生計を立てていましたが、母親の死をきっかけに小説家になることを決め、デビュー作「池袋ウエストゲートパーク」が大ヒットしました。

 

主人公や主人公を取り巻く登場人物の心情風景や、特に感情の揺れが激しい10代、20代を小説に登場させており、微に入り細を穿つ表現は定評があるといえるでしょう。また、フィクションだけでなくエッセイも執筆しておりストレートで力強いメッセージはフィクション作品とは違った良さがあります。

 

今回は、石田衣良作品のおすすめをランキング形式でご紹介していきます。作品数がかなり多いのでどれを選んでいいのかわからないかもしれませんが、まずは自分にあったタイプと、幅広く手に取られ支持を受けている作品を選んでいけば失敗することはないかと思います。

石田衣良作品の選び方

非常に多作で、ジャンル・カテゴリも幅広い石田衣良作品ですが、もし映画化・ドラマ化された作品をすでに見たことがある、という方はまずそちらから読んでみることをおすすめします。見たことない方でも、読んでみたいテーマやジャンルにそって読んでいけば石田衣良作品の世界観にすんなりはいっていけるはずです。

石田衣良作品のカテゴリなどで選ぶ

石田衣良作品の小説を読んだことがないという方でも、もしかしたらすでに石田衣良作品の映画化・ドラマ化されている映像作品を見ているかもしれません。すでに見たことがあるものなら大体のイメージや世界観があるかとおもうので、抵抗なくすんなりと読み始められるかと思います。また、作者自身の考えがはっきりとわかるエッセイ作品から読み始めるのもおすすめです。

シリーズもの

デビュー作「池袋ウエストゲートパーク」もシリーズ化された小説作品です。シリーズ化されているということで、かなりの人気作品であること、また長く支持されていることがうかがえますよね。シリーズ化されていない作品を読み始めてもいいのですが、世界観をシリーズを通して読むことのできるシリーズ作品もおすすめです。

 

「池袋ウエストゲートパーク」」以外のシリーズ作品は『娼年』シリーズです。こちらの作品も映像化され、2018年に映画が公開され話題になりました。連続ドラマを見るのが好きであったり、漫画をよんでいくようにだんだんとその世界観に没入していくことが好きな方にシリーズ作品をおすすめします。

映画化・ドラマ化作品

映画化・ドラマ化されている作品の良いところは、すでにその映像作品を見ていた場合に、小説の世界に比較的すんなりと入っていけることでしょう。原作と映像作品の違いや、読んでいくときの世界観の広がりも楽しめます。

 

特にドラマ化されていることが多い石田衣良作品。レンタルビデオ店でドラマを借りてみながら、小説を読んでみるのも楽しみの一つになりそうですね。好きな俳優や女優からはいれば、登場人物がいきいきとみえること間違いなしです!映像化されているものを見ている方はすでに結末やストーリーをしっているはずですので、知っていても楽しめるというかにおすすめです。

エッセイ

フィクション作品も秀逸なものが多いですが、エッセイ作品も非常に人気です。石田衣良自身の直接的で勇気づけられるメッセージが多く、癒しや困難や挫折で心がくじけてしまった、というかたに石田衣良のエッセイ作品をおすすめします。

 

エッセイは、10代・20代の感情の高まる世代に向けたメッセージや、恋愛に悩んでいる方にむけたエールのようなエッセイもあり、自分にあったエッセイを見つけやすかと思います。

「I LOVE モーツァルト」というクラシック音楽について書かれたエッセイもあるので、音楽が好きな方は読んでみてはいかがでしょうか?

石田衣良作品の長さで選ぶ

じっくりと腰を落ち着けて長編作品に挑みたいときや、通勤・通学の合間の短い時間にさっくりと読みたいというときなどあるかと思います。その日の気分で変わってきますよね。長編小説でも、テンポがよくサクサクと読み進めていける石田衣良作品ですが、まず試し読みをしたいというかた短編小説もいいかもしれませんね。

長編作品

多くの長編小説を手掛けている石田衣良ですが、長すぎて挫折したり難解で読み進めることをあきらめるということはほとんどないといえるでしょう。どの年齢層にも読みやすくわかりやすい内容が多いです。石田衣良作品の繊細な世界観が好きになれば読み進めるスピードがはやくなるかと思います。

 

小説家の中でも読みやすい小説家なので、短い作品でトライしたいという方にも長編小説をおすすめしたいです。むしろ、石田衣良の作品の世界観を理解しやすいのは長編小説なので臆することなく手にしてみることおすすめします。

短編作品

まずは試しに、という方は短編小説を読んでみるのもいいかもしれません。ショートストーリが収録された短編集はその作家の特徴を理解できる最良の方法の一つといえるからです。短くまとめなければならないので、簡潔でテーマもはっきりしやすいというのも、試し読みに最適ですよね。

 

星新一のような、短編であることの妙を表現した作品というよりも、短い言葉・文章の中に心を打つ言葉を織り込んでいるような作品が多いです。疲れていて長く読むことができなかったり、癒されたいときは短編小説でリフレッシュするのがいいかもしれません。

石田衣良作品の雰囲気で選ぶ

石田衣良作品の特徴は現代人が直面する社会問題の前で苦悶する人間の動きを追うストーリーテリングといえるでしょう。ミステリーやサスペンス作品だと社会問題などがクローズアップされますが、心情風景に焦点を当ててるものは比較的明るめの作品が多かったりします。小説の雰囲気で自分にマッチしているものを選んでいきましょう。

明るめの雰囲気の作品

石田衣良は現代の社会問題を背景としてキャラクターのストーリーを展開するのが得意な小説家です。社会問題、というとかなり重いのですが「池袋ウエストゲートパーク」のような、そういった困難に直面しながらも重苦しくなくキャラクターの明るさが際立つような作品もあります。

 

ミステリー、サスペンスではなく恋愛・ドラマ・青春といったジャンル小説を選ぶといいでしょう。切なさや感涙を誘う場面もあり、心のリフレッシュにいいといえるでしょう。親子の絆を描いた作品などもあるので温かい気持ちになりたい、涙を流して気分を変えたい方におすすめです。

暗めの雰囲気の作品

現代の社会問題や、人間の心のダークな面に焦点を当てた石田衣良作品もあります。神戸連続児童殺傷事件や、9.11同時多発テロなどの事件で執筆に至った作品もあり、フィクション以上のテーマを感じ取ることができる作品もあります。

 

ただ、単純に暗すぎたりや裏社会の残酷さだけを取り上げているのではなく、あくまでもそれらの問題をストーリーを通じて提起していたり、その問題の中でどう生きるかをキャラクターたちの行動で表現をしていてよりストーリーが奥深くなっているような作りが特徴です。物思いにふけたい、そんな方に強くおすすめです。

本当におすすめしたい人気の石田衣良作品ランキング10選

10位 集英社 『空は、今日も、青いか』

価格:497円(税込)

現代を生きるあなたへのエールがつまったエッセイ種

現代社会に蔓延する問題により、困難に直面し苦悶にあえぐ若者たちへ、恋愛につかれてしまった男性・女性、窮屈な世界を生きていく現代の日本人へ、石田衣良の優しくやわらかな文体でつづった今を生きる人たちへのエールのようなエッセイ。

 

なかなか人から元気づけられるといった経験は積極的に得られるものではないですよね。ししかし、このエッセイ集を読めばおのずと元気が湧いてい来るような感覚を覚えることかと思います。石田衣良初のエッセイ集とは思えないほどの秀逸な作品です。ちょっと疲れてしまったあなたに是非おすすめです。

出版社集英社
ページ数216ページ

9位 文集文庫 『波のうえの魔術師』

価格:604円(税込)

奇妙なコンビが仕掛ける痛快クライムサスペンス

フリーターの主人公は毎日を茫然と過ごしていたがある老人と出会うことで世界が一変することになりました。株のいろはもわからない主人公を投資家である老人が鍛え上げ、銀行を相手にマネーゲームを仕掛けますが…。

 

2002年にテレビドラマ化された作品。株の知識がなくてもいろはを叩き込まれる主人公のようにだんだんとその仕組みがわかるようになっているので、株なんてわからない!というかたにも強くおすすめできます。犯罪ものでありながらも読了後の爽快感は素晴らしいです。ハラハラドキドキをマネーゲームで体感できるという構成も面白いですよね。スリルを味わいたい方におすすめです。

出版社文集文庫
ページ数301ページ

8位 集英社文庫 『北斗 ある殺人者の回心 』

価格:864円(税込)

虐待にあった少年が辿る衝撃の結末

両親からの虐待にあい、誰かを信頼し愛することを知らずに育った少年・北斗。父の死は北斗から虐待を遠ざけ、里親に引き取られるきっかけを与えました。里親からの愛で変わりはじめた北斗でしたが、里親である綾子ががんに侵されなくなってしまいます。里親である綾子を失い北斗は暴走しはじめ…。

 

虐待を受けた少年が辿る運命をみつめる石田衣良の衝撃作。私たちの身の回りで起きる事件がなぜ起きてしまったのか、どういった背景があるのかを深く考えさせる作品です。ただ悲惨なだけでなく、読了後の感動も良い作品なので、心にじんわりとくる作品を読みたい方におすすめです。

出版社集英社文庫
ページ数586ページ

7位 集英社文庫 『1ポンドの悲しみ』 

価格:626円(税込)

恋愛と日常が見事にミックスされた傑作短編集

日常の風景を切り取ったような恋愛をテーマにした短編集。表題の『1ポンドの悲しみ』は遠距離恋愛中のカップルのショートストーリ-です。誰もがもしかしたら経験しているような、でも展開が面白い秀逸な作品が10編つまった短編集です。

 

大人の女性の恋愛をテーマにした作品集でどれをとっても良い短編ばかりです。恋愛をテーマにした作品を読みたい女性には強くおすすめしたいですね。もしかしたら過去の恋愛や、現在進行中の恋愛と重なることがあるかもしれません。だれかの恋愛に共感したい方におすすめです。

出版社集英社文庫
ページ数268ページ

6位 文集文庫 『ブルータワー』

価格:782円(税込)

目を見張るラストが爽快なタイムスリップSFファンタジー

悪性の脳腫瘍で寿命を言い渡された主人公の意識が突然未来に飛んでしまいます。その未来は200年後の世界の日本。致死率87%のウィルスが蔓延し、世界は塔の中で人類は生き延びることを決意しました。主人公は未来の世界を変えるべく悪戦苦闘しますが…。

 

石田衣良の幅広さがわかるSFファンタジー小説。ラストへの爽快感がたまらない作品です。タイムスリップをテーマにした小説は数多いですが、伏線の回収やストーリーテリングの上手さ、ラストの衝撃度を考えると、数多いタイムスリップ作品の中でも頭一つ出ている傑作といえるでしょう。スラスラと読めて読了後が気持ちよい作品を読みたい方におすすめです。

出版社文集文庫
ページ数504ページ

5位 文集文庫 『うつくしい子供』

価格:545円(税込)

重いテーマからだんだんと心が軽くなる傑作

閑静なニュータウンで起きた少女殺人事件。犯人として浮上したのは、主人公の弟。まだ13歳である弟が本当の犯人なのか、起こしたとしたらなぜ弟が少女を殺めなければならなかったのか、真実を求めるため事件を調べる主人公がみつけたものとは…。

 

子供が子供を殺める、という衝撃的な展開からはじまる作品です。主人公の、子供の目線からと、大人である新記者や警察の目線で描かれるストーリーも素晴らしいです。現代の社会問題にも触れながら兄弟の絆などのハートウォーミングな部分も味わえる作品です。

出版社文集文庫
ページ数285ページ

4位 集英社文庫 『スローグッドバイ』

価格:594円(税込)

ほろりと涙を流したい方におすすめ

甘酢っぱさとせつなさを感じる恋愛をテーマにした短編集。表題の『スローグッドバイ』は同棲をやめることになったカップルが別れるために、二人にゆかりのある道をドライブする「さよならデート」が主題の短編です。

 

出会いと別れがテーマになった10のショートストーリー。初の短編集・初の恋愛小説とは思えないほど完成されています。涙を流しながらも前向きな気持ちに切り替えたいという方におすすめしたい作品となっています。また、あとがきには著者の「本を読むときの条件」というものがあるので、そちらもぜひ読んでみてくださいね。

 

出版社集英社文庫
ページ数265ページ

3位 角川文庫 『美丘』

価格:555円(税込)

2010年に吉高由里子主演でドラマ化された王道ラブストーリー

美しい大学の準ミスと交際している主人公の太一。日々を漫然と過ごしていた太一の前に現れたのは、自由奔放でトラブルメーカーの美丘。突拍子もない行動と、その行動の裏に隠された美丘の気持ちとを理解していくうちに太一は心が引かれていくのですが…。

 

2010年に吉高由里子主演でテレビドラマ化された作品。なんの生きがいもなく生きていた主人公を信念のある美丘が引っ張っていき、二人が成長していく過程はどんどん読み進めていってしまいますね。王道のラブストーリーでありながらも、見事にまとめあげられている素敵な作品です。

出版社角川文庫
ページ数294ページ

2位 文集文庫 『池袋ウエストゲートパーク』

価格:637円(税込)

池袋を取り巻く事件んび立ち向かう若者の叫び

「池袋のトラブルシューター」と呼ばれた、主人公マコト。夜になればウエストゲートパークに繰り出し、ナンパをしているマコトたちだが、池袋の秩序を乱すことは許さない。社会的に強いとは言えないマコトたちが、社会に向けて異を唱える、社会派エンターテイメント作品。

 

長瀬智也主演でドラマ化された『池袋ウエストゲートパーク』の原作作品。石田衣良のデビュー作品でもあります。舞台は今から20年弱前の池袋が舞台ですが、今読んでみてもまったく色あせない名作です。スタイリッシュでキャラクター作りも抜群ですが、弱者をテーマにした物語も秀逸です。エンターテイメントでありながらも、奥深さを求めたいかたにおすすめです。

出版社文集文庫
ページ数367ページ

1位 集英社文庫 『娼年』

価格:432円(税込)

不意に訪れた性へのめざめをテーマにした青年の成長譚

大学生である主人公のリョウは、毎日の生活にいきがいや楽しさを見いだせないでいました。しかしバイト先であるバーに、会員制ボーイズクラブのオーナー静香があらわれ娼夫の仕事をすることになる。突然の仕事に不安を隠せないリョウであったが、次第に女性が抱える欲望に触れていき…。

 

松坂桃李主演の「娼年」の原作小説。2018年に公開され、その過激な描写で大きな話題を集めました。石田衣良作品の中でもかなり過激な作品といえますが、そういった描写の中で成長していくリョウの心情風景の描写は素晴らしいです。またこちらの作品はシリーズになっており3部作となっています。映画をみたかたも、みていないかたにもおすすめです!

出版社集英社文庫
ページ数224ページ

まとめ

ここまで石田衣良作品のおすすめランキングを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?ドラマ・映画化で話題になった作品の原作を読んでみればさらに楽しめることかと思います。作品数が多くどれにしようかと悩みますが、是非自分のお気に入りの一冊を見つけて、石田衣良の世界を存分に楽しんでいただければ嬉しいです。

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